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Joy Luck Club

日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




翁長さんを偲んで :: 2018/10/16(Tue)




先週は、テニス、卓球、原発要らないスタンディング、土曜日はイベント「沖縄 見る・聞く・歌う・考える」で配るサーターアンダギー作りの為に公民館の調理室に集まって・・・とバタバタした日々だった。
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サーターアンダギーを入れる袋に付けるラベルの作成と
ベーキングパウダーの用意はテイクの担当
「誇りある豊かな沖縄」という翁長さんの言葉を添えた


日曜日はイベント本番。1時半から「沖縄 見る・聞く・歌う・考える」が始まった。
去年は準備していたサーターアンダギーが足らなくなる80余名の集まりになったが、残念ながら今年は用意した椅子が埋まらず60名ほど。関係者を覗いて45名ほどという結果だ。
それでも帰り際に「三線の演奏があると言うので来たのだけれど、他の内容もとても良かったです。」と声をかけて下さった方もいて、催しを開いた意義は無きにしも非ずだよねと思う。


テイクは第二部で「翁長知事を偲んで」という題で翁長さんの政治家としての足跡を大まかに話した。調べ直して自分なりに文章にして一応原稿を書いて頭に入れて行ったのだけれど、やはり人の前に出ると緊張し、翁長さんが志半ばで逝ってしまってどんなに無念だったかを想うと目が潤み声が詰まり、話そうと思っていたことの八割くらいしか話せなかった。



《翁長さんのこと》
翁長さんは政治家の家系に生まれて小さい頃から政治家になると決めていたそうだ。1985年から1992年まで自民党の那覇市議会議員、1992年から2000年まで沖縄県議会議員、2000年から2014年まで那覇市長を務めた。30年間も自民党の政治家だったんだ。こんなに長く自民党の政治家をやっていたら、そこらにいる政治家みたいに堕落していきそうだけれど、翁長さんは沖縄の為に沖縄県民の為に身を呈して国と闘い真の政治家として一生を閉じた。

「県民の先頭に立つ」という翁長さんの政治姿勢を決定づけたのは、・・・
沖縄戦での軍部による住民への自決強制の記述を国が削除させた教科書検定問題2018october_11.jpg

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沖縄選出の自民党国会議員に普天間の県外移設の公約を撤回させた自民党政権の圧力

普天間基地の県外移設を求める建白書を持って沖縄の41市長村長、41市町村議会議長、超党派の県議会議員ら140人と共に銀座でデモ行進した時の、買い物客の無関心、沿道から「売国奴!」「琉球人は日本から出て行け」と罵声を浴びせる日の丸を持った人々から感じ取った本土の沖縄差別だった。2018october_13.jpg


自民党員として政治に関わり、一時は普天間の辺野古への移設に賛成だった翁長さんが、国のやり方に疑問を持ち、銀座のデモで目の当たりにした本土の無関心と沖縄への差別に憤り、辺野古新基地建設反対の立場に立った。翁長さんが残した言葉はたくさんあるが、「イデオロギーよりアイデンティティー」は権力との闘いの中で生れた誰もが共感できる言葉だ。
偉大な知事だった。翁長知事を偲び、改めてご冥福を祈る。


グスーヨー マキテーナイビランドー チバリナヤーサイ
(皆さん、負けてはいけませんよ 頑張りましょう)



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  1. 沖縄
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ブレット・カバノー最高裁判事 :: 2018/10/10(Wed)




写真 アメリカの連邦最高裁判事のことだから日本のテイクがあれこれ思ってみてもどってことないんだけど、それでもブレット・カバノー氏が最高裁判事に任命承認されるまでの一連の騒動には目を留めざるを得なかった。日本のニュースではどの程度報道されていたのだろうか。日本には直接の関係はないし、下手なことを云うと内政干渉にもなる(か?)し、内容が内容だから”女性活躍社会がスタートしたばかり”の日本ではあまり取り上げられなかったか。

いやいや、もめている時にはNHKラジオのニュースでは取り上げていなかったけれど、結局FBIのたった1週間の捜査で証拠が発見されなかったという理由でそそくさと審議され、上院で最終承認された頃に、少し流れた、と云う程度。ま、アメリカのことだからそう深く時間をかけて報道してもらっても、日本のニュースをもっとしっかり報道しなさいよとテイクなんぞは思うに違いないのだけれど・・・。




写真 「10代の時の“悪事”は裁かれるべきか。」と全米で騒然となっている事件というか何というか。

男は許されるけれどその悪事で精神的打撃を受けた女は我慢しろという図式がアメリカにもあるということなのだ。レイプされそうになって殺されるかと思ったと名乗り出たクリスティーン・ブラゼイ・フォード教授。結局証拠がみつからなかったとして最高裁判事に承認されてしまったカバノー氏。そして、トランプ大統領はFBIが見つけられなかったのだからフォード教授の証言は嘘だったとスピーチしてしまう。



ニューヨーク在住の渡辺裕子氏のビジネスインサイダーへの寄稿を紹介したい。一連の騒動の分析をした後、日本ではどうだと言う。米国ではフォード教授の為に立ち上がり支援をする運動がすぐに起こった。翻って日本ではどうだ。伊藤詩織さんがアベシンゾウの友人の元TBSワシントン支局長・山口敬之に薬を飲まされレイプされた事件。告発した詩織さんを、男と会って酒を呑むのは警戒心がなさ過ぎるというバッシングを受け、日本で生活することが困難になったという事実とそれに対して何も抗議の声を上げず、支援行動も起こさない日本人に疑問を呈している。必読。


  1. 雑感
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シュトゥットガルト室内管弦楽団 :: 2018/10/09(Tue)



アイネ クライネ・ナハトムジーク。コンサートで何度か聴いたこともあるけれど、余りにもよく知られ過ぎている曲で今までおざなりに聴いていた。シュトゥットガルト室内管弦楽団の演奏はそういう曲でさえ聴く者をうっとりさせ心を掴んだ。会場に響いたブラヴォーの声も嫌ではなかった。

ウィーンフィルの首席フルート奏者・ワルター・アウアーの演奏する「フルート・ソナタ(プロコフィエフ作曲)」も、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」も、極めつけの「弦楽セレナード ハ長調 作品48(チャイコフスキー作曲)」も・・・・・。

ああこう云う響きがあったのか・・・。ずっと聴いていたい。目が潤む。演奏を聴き終わった時の幸福な脱力感。気持ちはとても静かに高揚していた。
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アイネ・クライネ・ナハトムジークは元は5楽章あったと思われ、自筆譜から三葉目が抜けていたとか、フルート・ソナタはヴァイオリニストのオイストラフが「ヴァイオリン・ソナタ」への改編をプロコフィエフに提案して1944年にオイストラフのヴァイオリン、オボーリンのピアノで初演され、その後は原曲以上に好評を得て演奏の機会が増えたとか、バーバーのアダージョはジョン・F・ケネディーの葬儀に使われたけれどバーバーは「葬式の為につくった曲ではない」と不満を示したとか・・・、プログラムの曲目解説にへぇ~と思うような話題が書かれていて中々洒落ていた。





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狂言 万作の会 :: 2018/10/06(Sat)


年に一度、宇都宮で開かれる「狂言 万作の会」。栃木県総合文化センターがこの冬から改修工事に入るので休館となり、今年は来年の分も入れて2月と10月の公演だ。次回は2020年まで待たなくてはならない。

毎回、始まる前に開かれる狂言講座では、今日の出し物の解説やら豆知識やらが語られる。今年の講師は野村萬斎。声が低いので中々聞き取りにくいが、面白おかしく演目「月見座頭」と「弓矢太郎」の内容と楽しみ所を教えてくれた。

「月見座頭」では、座頭・目の見えない男を野村万作が演じた。中秋の名月の夜に河原で虫の音に聞き惚れていた座頭に洛中から月を愛でにやって来た男が声をかける。話しているうちに意気投合し、男が持ってきた酒を和やかに飲み交わす。酒もなくなり話も尽き、二人は別れた。

足元の明るいうちにと帰りかけた男が戻ってきていきなり座頭を足蹴にしてその場を去る。どうして?と思うが、洛中に住む者の優越感がそうさせたのか、目の見えない座頭を馬鹿にしたのか、人間の不条理な心を顕しているのではないかと狂言講座での萬斎の解説。

蹴り倒された座頭はどこかに飛んでしまった杖を探し、杖は見つかったが帰る方向がわからなくなり川の音に導かれ川の流れに手を入れて川下の方向を知る。文句も言わず歩き始める座頭。しんみりするけれど、大したことのない事柄で優越感を持つ人間と、耳が聞こえない故に、虫の音を楽しみ、それを通して月を愛で、方向がわからなくなっても川の流れで帰る道を知る・・・という感覚の鋭さを持つ人間の、ある意味での立場の逆転を表しているのかと自分勝手に解釈した。名月の夜は虫の声も一段と冴えわたる、という細やかな神経を持ちたいものだ。

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二曲目は「弓矢太郎」。気が弱いことを隠すために強がって弓矢を持ち歩いている太郎のことを例えて、今でいうと強がって迷彩服を着て歩き回っているような人と同じかも知れないという萬斎の解説には笑った。

気が弱いくせに強がっている弓矢太郎をからかってやろうと、仲間たちが太郎に狐の執心や天神の森に出る鬼の怖い夜話を聞かせる。太郎は目を回してしまうが目を覚ましてからもまだ強がる太郎。それでは肝だめしに天神の森の松に扇をかけてこいと仲間たちがそそのかす。家に戻って女たちに相談した太郎は鬼に変装して行けばいいと知恵をつけられて天神の森へ出かけた。そこで鬼に出会い目を回す。が、これは実は鬼に変装した仲間で、この者も鬼に変装した太郎を見て目を回す、という物語だ。

当屋、太郎冠者、四人の立衆、そして弓矢太郎という大人数の出演だが、何と言っても野村萬斎演じる主役の弓矢太郎が際立つ。おどけた表情、大袈裟な立居振舞が滑稽で会場中が大笑いだ。よく通る大きな声での言い回しは「狂言講座」での低く聞き取りにくい声とは別物だった。


野村万作氏は八十七歳になられるか。数年前にかすれた声を聞いて心配したが、去年も今年もしっかりとした声での演技だった。今年は舞う時の扇が震えていたり、立ち上がる所作が少しおぼつかなく見えて、お歳を感じさせられる。それでも洛中の者の不条理な振る舞いで蹴り倒される場面では自然に(?)蹴り倒されていたし、その後の、観る者をしんみりさせる情の籠った演技は流石だ。どうぞお元気でご活躍ください。次回は2020年、楽しみにしています。



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私たちも! :: 2018/10/04(Thu)

(もう何日も過ぎてしまったけれど、)玉城デニー新沖縄県知事誕生から一夜明けて台風一過の青空が美しく清々しかった10月1日。デニーさんとそれを応援する沖縄の人々がこの選挙に勝利したからこそいっそう美しく見える空、ずっと仰いでいたいと思ったほどだ。

新知事誕生ですべてがうまくいく訳ではない。翁長さんが知事なっても権力を振りかざして沖縄の民意を潰してきた安倍政権だ。翁長さんの遺志を継いで、普天間基地の即時閉鎖と返還を求め、辺野古新基地建設反対を貫き通すと言っているデニーさんに安倍政権は従来通りの姿勢を示している。困難が待ち受けているのは確かだ。でも、大差で乗り切りった選挙を終えてまた一段とまとまった沖縄は負けない。
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9月26日 沖縄タイムス 



玉城デニー新知事は勝利インタビューの中で「今回の結果は普天間基地の移設は本土へという声の表れで、政府は本土への移設を考ればいい。本土の人が否と云うならアメリカに引き取ってもらえばいい。」と云うようなことを言っていた。すべて沖縄に押し付けて知らん顔をしてきた本土に住む者が今度こそ真剣に沖縄県民と共に基地問題を考えなくてはいけない。沖縄県知事選挙の期間中に小金井市議会が「普天間基地 必要なら本土へ移転を」と云う陳情を採択した。

嬉しいニュースだ。沖縄だけに押し付けてはおかないという機運が全国で高まれば国も強権的な態度を取ることはできなくなる。New York Timesも「沖縄の米軍駐留を減らすために」と題した社説を掲載し「日米両政府は妥協案を見いだすべきだ」と新基地計画の再考を促した。東京新聞WEBの記事。

基地問題は平和や憲法、日米地位協定に直結するし、東アジアの平和構築にも結びつく。その他にも貧困の問題、教育の問題、経済格差の問題・・・すべてが沖縄だけではなく本土に住む私たちの問題でもある。


勝利の余韻は気持ちがいいけれど、闘いはここから、闘いは今からという声が沖縄から聞こえてくる。沖縄の人たちに力づけられた私たちもうかうかしてはいられない。

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玉城デニー沖縄新県知事誕生!! :: 2018/09/30(Sun)

早々と当確が出た。
信じられなかった。
まだ喜ぶのは早いと思った。
だんだんいくつかの放送局が玉城デニー氏の当選確実を出し、
NHKが当確を出したところで、玉城デニー事務所で万歳が叫ばれ、
佐喜眞事務所では敗北宣言をしている模様が流れた。

嘘みたいだけど本当なんだ。
良かった。嬉しい。
万歳万歳万歳・・・・・・

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沖縄県知事選は終わった。
デニーさんを知事に選んだ沖縄の人々ともに 万歳!

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  1. 沖縄
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弦楽亭室内オーケストラコンサート :: 2018/09/30(Sun)



1ヶ月にわたって開かれていた「那須クラシック音楽祭」もいよいよ大詰めとなった。昨日29日は那須町文化センター大ホールで弦楽亭室内オーケストラのコンサートが開かれた。

演奏されたのは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト: 交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」とヨハネス・ブラームス: 交響曲第3番 ヘ長調 op. 90 の二曲。知らなかったけれど今まで3回コンサートが開かれていて今年が第4回だという。紹介にあるとおり確かに質の高い音を聴かせてくれる地域オーケストラであることを実感した。

今年は「那須クラシック音楽祭」の一環として開かれたコンサートで、目を引くのが9月の8日9日に実施された「那須ジュニアクラシック音楽コンクール」でグランプリ、準グランプリ、審査員奨励賞を獲得した4人の演奏だ。コンクールには関東各県から音楽家の卵たちが参加したようで予選を勝ち抜いた32名から本選で上記を含め審査員特別賞、入賞などフルート、ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、バストローンボーン、ホルンなど多岐にわたる9名の受賞者がプログラムで紹介されている。

第一部では、審査員奨励賞を受賞した群馬大学教育学部付属小学校6年・中村玲偉くんのヴァイオリンと準グランプリを受賞した茨城県ひたちなか市から大成女子高等学校3年・吉野友香さんのフルート、第二部では、審査員奨励賞を受賞した西那須野中学校1年・帷子麗音くんのクラリネットとグランプリに輝いた東京音楽大学付属高等学校2年・本田歌音さんのフルートの演奏があった。

曲目は課題曲の「バッハ:管弦楽組曲第2番 第2曲、第5曲、第6曲 第7曲」(フルート)、「シュターミッツ:クラリネット協奏曲第3番変ロ長調 第1楽章」、「バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 第1楽章」。4人とも堂々とした演奏で尚且つ初々しく、好感の持てる演奏だった。これら若い音楽家たちの成長が本当に楽しみだ。

「那須クラシック音楽祭」が若者たちが演奏できる機会を作る為、コンクールという形で一つの場を設けたことに拍手を送りたい。

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30日付の下野新聞朝刊の一面を使って昨日那須で開かれたイベントがいくつか紹介されている。

「那須ゴンドラ山頂駅(標高1410m)周辺で紅葉が始まったという記事、黒田原駅前活性化「マルシェ」の記事、県北の農家が育てた巨大カボチャの展示があったという記事、コミュニティーガーデン那須倶楽部で「那須あーとクラフトフェア」が開かれたこと、九尾祭りが台風の影響で開催が中止されたこと、そしてもちろん「那須クラシック音楽祭」も取り上げられている。県外の入賞者に混じって審査員奨励賞を受賞した那須塩原市の中学生、クラリネット奏者・帷子麗音(かたびられのん)さんが、「オーケストラに憧れていた。夢の第一歩を踏み出せた気がする。」と記者のインタビューに答えている。

今日弦楽亭で開かれるクロージングコンサートで「第一回那須クラシック音楽祭」は終わる。この音楽祭が続きますように、そして若い音楽家たちの演奏も毎年聴けますように。




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Go デニーGo Go! :: 2018/09/27(Thu)




沖縄県知事選の投票日が近づいてきた。
接戦、僅差、デニーリード、サキマ追いつく、横一線・・・こんな言葉が日々報じられる。
ありがたいことに遠くに離れていても、玉城デニー候補の街頭演説や集会での演説が聞ける。
具体的な政策を分り易く話す。

スターバックスがあるといいなぁ、と思うのはよくわかる。
でもね、年に何度スターバックスに行く?
今、沖縄の空を毎日、米軍機が飛び回っている。
辺野古新基地が出来てしまったら、欠陥だらけで危険だと言われているオスプレイが100機常駐して、毎日空を飛び回って訓練を繰り返すんだ。
スターバックスがあればオスプレイが飛び回ってもいいと思ってる人がどの位いるのだろう。
・・・・・こんなことを若者が通る街頭で演説していた。

佐喜眞候補は、携帯料金を4割下げる、と若者に訴えている。
だけど根拠はない。
佐喜眞候補は、「菅さんも4割値下げすると言っている」と隣に立つ菅官房長官の顔を見るだけなのだ。県知事に電話料金を引き下げる権限はない、と琉球新報はファクトチェック記事で書いている。

デニー候補の演説ばかり聞いていても片手落ちだと思って、佐喜眞候補の演説動画を探すのだけれど、どれも隣に東京から来た官邸派遣の国会議員がいるだけで、その議員たちが主役になってしまっている。小泉進次郎議員に代表される所謂「客寄せパンダ」ばかりで、デニー候補の演説に対抗できるような佐喜眞候補の演説が聞けない。残念至極。

言ってみればこの程度の候補者だということなのだけれど、自公による佐喜眞陣営の選挙運動の汚いやり口にこの程度の候補者でも横一列に並んでしまうのだ。

企業や事業所に期日前投票者リストを提出させ、ちゃんと佐喜眞と言う名前を書いたかどうか確認するために投票用紙の写真を撮って送らせる。投票しないと仕事はないぞ!という脅しだ。選挙違反だ。民主主義も何もあったものじゃない。誓約書を書かせて自分に投票させた総裁選と同じ安倍政権らしいやり方じゃないか。

公明党は全国から5000人の創価学会員を投入し学会員の家をまわらせて、佐喜眞候補に投票する様に圧力をかけ、学会員をまとめてバスに乗せて投票所に期日前投票をさせに連れて行っているという。これだって堂々と選挙違反をやっているということじゃないの?公明党め。

けれど、明るくまっとうなニュースがない訳ではないのだ。学会員の一人が勇気を出してデニー候補の街頭演説会に創価学会の旗を掲げて応援に出かけたのが始まりで、その後ジワジワと学会員の中にもデニー支持が広がっているというニュースもある。デニー候補の横に立って、辺野古新基地建設には反対するとスピーチをした勇気ある学会員がいる。これこそイデオロギーではなくアイデンティティーで結ばれているオール沖縄の真髄なのだ。

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佐平次さんが教えて下さった田中龍作ジャーナルでも伝えられている「学会は辺野古反対」のステッカー。先日選挙のあった辺野古の市議会議員のなかで与党にも関わらず公明党市議会議員は辺野古新基地反対なのだ。(なのに自民党市長の傘下にいるのは何故?とは思うけれど)

あの翁長さんの姿を入れたポスターを作ったTOYOさんが書いた「真南風(マフェー)に乗って、沖縄が漕ぎ出す時がきた」をご紹介しよう。

そして、9月22日のうまんちゅ大集会での翁長樹子さんとデニーさんのスピーチも・・・。
「簡単には勝てない、でも、簡単には負けない」という樹子さんの言葉。
最後まで諦めないという気概を一緒に持ち続けたい。




ああ、大きな台風が近づいている。投票日が繰り上げになった離島もあるし、30日当日の天気が気にかかる。期日前投票を強制した自公民候補に有利に働くか、翁長知事の遺志を継ぐことで結ばれている有権者の良識が最後まで崩れることなく結果に結びつくか、胸が詰まるほど心配だ。ガンバレ沖縄!Go デニーGo Go!




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ニットカフェ :: 2018/09/25(Tue)



那須まちづくり広場で7月に始まったニットカフェに、編めないテイクが参加した。先生は東京在住で、まちづくり広場に展示されている作品の入れ替えの為に来る写真家のご主人と一緒に二ヶ月に一度、出張教授に出かけて来てくれる。

手仕事倶楽部が休会になって1年半余り。お喋りしながら手を動かす機会がなくなってちょっと寂しかった。気が向くときに一人で手を動かしていたけれど、たまには何人かで手を動かしながら口も動かしたいなと思っていた時にニットカフェが始まった。

先生は石垣島出身。前回のニットカフェの後にまちづくり広場のfacebookに三線を弾いている先生の写真が掲載されていたので、三線が弾けるんですね、羨ましいなと言ったら自己流だけど楽しいわよとのこと。

実はね、映画サークル十人十色と云うのがあって、10月に沖縄を知る会を開くんだけど、そこでも三線を演奏してもらうことになっているんですよ、と言って「沖縄 見る・聞く・踊る・考える」のことを話したら、嬉しいわと小さな声で返してくれた。カフェの入り口に置いてあるチラシが気になっていたけれどあの事なのねと仰る。



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そうですそうです。沖縄から遠いこの地では沖縄のことを知っている人が少なくて、知っていても綺麗な海のある観光地というイメージしかないので、基地のことや基地があるから起こる事故や事件のこと、沖縄が置かれている現状を少しでも知って貰いたくて去年から始めたイベントであることを伝えた。

三線の演奏あり、映画の予告編あり、最後にはカチャーシーを三線に合わせて踊ったりして、内容が盛りだくさんで楽しい会なんですよ。去年は手作りのサーターアンダギーが好評でした、今年も作るの・・・とあれこれ話す。近くだったら参加したいわ。そしたら私がサーターアンダギーを全部作って持って行くんだけどなと先生。チラシの裏にあるURLを指してここに行けば色々わかるのね、帰ったら見てみるわだなんて、なんだか嬉しいなぁ。

ニットカフェが終わってから展示室に居るご主人に、テイクさんたちが沖縄をテーマにイベントを開くんですって・・・と嬉しそうに笑顔で話してくれてこれまたテイク喜ぶという場面だ。次回のニットカフェは11月23日から3日間。それまでにマフラーを完成させて、二年越しの18のセーターの前身頃も編み上げておこうと捕らぬ狸計画が頭に浮かぶ。




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「十二人の怒れる男」 :: 2018/09/24(Mon)

作:レジナルド・ローズ
翻訳・監督:宮島晴彦

2018
SENDAI 座
Prpject

十二人の怒れる男
TWELVE ANGRY MEN

「現場に残されていたナイフと
決定的な目撃証言。
誰もが有罪を信じて
疑わなかった。」


何と形容していいのか、この感情の高まり。それは演技によってもたらされた。

大きな拳で胸を突かれたような衝撃。昔、映画で観たことがあるから内容は知っているのだけれど、物語が進むごとにその衝撃がだんだん大きくなって行くのは、目の前で生の人間が演じる12人の陪審員たちが繰り広げる議論の熱気に当てられたからか。

小ホールという狭い空間。それもステージを作らず、ホールの真ん中に長テーブルと12脚の椅子と水の入ったピッチャーと重ねられたコップが置かれているだけで、客席はそれを挟むようにしてとても近い位置に設えられている。長テーブルで議論する役者たちはその前と後ろに座る観客の中で演じる。この緊張した空間が、殺人容疑で逮捕された16歳の少年の有罪無罪を決定する議論の高まりを観客に肌身で感じさせた。12人の男たちの、罵り合いも含んだ議論に完全に観客は巻き込まれた。

ふぅ~っと息を吐くような脱力感、高揚した気持ち、鳴り止まぬ大きな拍手・・・演劇という表現する力の素晴らしさを味わわせてもらえた。こういう舞台に巡り合えた幸せ、最高~。


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十二人の陪審員と一人の守衛
守衛は陪審員長の要請に応じて
証拠のナイフや
現場の見取り図などを持ってくる




アメリカ合衆国では、ある罪を犯したとして起訴された人物は、十二名の人物が事実を聞いた上で、そのものが確かにその罪を犯したと判定しない限り、刑務所に送られることは無い。この十二名が陪審であり陪審員である。陪審は提出されたあらゆる事実をもとに評決を出すのであるが、十二名全員が有罪か無罪に一致しなくてはならない。彼らは意見が一致するまで討議するか、或いは法廷に戻って、一致をみなかったと裁判長に報告する。

「十二人の怒れる男」では、十二人の陪審員が、ある若者の生死を決断しなくてはならない立場にたったとき、彼らはどうしたかに焦点を合わせている。

///////////////////////

[ あらすじ (プログラムより)]
真夏の暑い午後、見知らぬ男十二人が一室に集められた。彼らには、劣悪な環境で育ち非行歴のある一人の少年の「命」が委ねられていた。有罪を宣告されると少年は、電気椅子に送られてしまう。現場に残されていたナイフと決定的な目撃証言。誰もが有罪を信じて疑わなかった。しかし一人の陪審員が無罪を主張したことにより、事態は思わぬ方向へ・・・。法廷劇の傑作として今なお多くのファンを魅了する。アメリカのテレビドラマが映画になり、そして舞台作品となった。
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ヘンリー・フォンダ主演

罪を犯したのか犯していないのか、有罪なのか無罪なのか、それは分らない。だからこの場でちゃんと議論してとことん話し合って結論を出すべきだという一人の陪審員の提言からこの芝居は始まる。残りの十一名は、何を言っているんだ、目撃証言もあるし、アリバイも成立しないじゃないか、それにスラムに住んでいる少年なんだから彼がやったに決まっている、と一斉に異議を唱える。しかし、一つ一つの証言や証拠を丁寧に吟味していくうちに、有罪と言うことですぐにけりがつくだろうと思っていた十一名の陪審員たちの気持ちが揺らぎ始めた。9対3になり7対5になり、6対6になり・・・そして12対0となる。

最後の最後まで、あの少年はスラムで生まれ育った人間だ、ああいう奴らはのさばらせておいてはいけない、社会にとって有害なのだと主張し続けていた陪審員を、差別や偏見で有罪と決めつけてはいけないと静かに説得するのが最初から有罪に疑問を持っていた陪審員だ。


少年は電気椅子に送られることなく釈放となる。裁判にかけられていた16歳の少年は、スラムの貧しい家庭に育った。母親が9歳で亡くなり、父親は子供たちに暴力をふるい、事件当夜も父親から暴力を受けていた。いい加減な証言をする証人たち、証拠品を緻密に調べるでもなく、刺し傷の検証もせず陪審に回した検事、国選弁護人。

ひょとしたら有罪かも知れないが有罪でないかも知れない。徹底的な討論をせずに少年を殺してしまっていいのか。一つの良心が十一の良心を呼び覚まし少年の「命」を救った。








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「東京ブラスソロイスツ 木漏れ日コンサート」 :: 2018/09/20(Thu)

17日に「東京ブラスソロイスツ 木漏れ日コンサート」が那須 森のビール園で開かれた。今年から始まった、9月いっぱい那須高原のあちらこちらでコンサートを開くという企画「那須クラシック音楽祭」の一環。毎年続けていくという目標を掲げて立ち上げられた音楽祭でクラシック音楽ファンには嬉しい。しっかりと根が張ればいいなと思う。

「東京ブラスソロイスツ」は東京で活動するオーケストラの首席奏者たちで結成された金管五重奏団。トランペット2本、ホルン、トロンボーン、テューバで構成されている。NHK交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団の奏者たちの集まりで技術もさることながらユニークなお人柄(?)も音楽にプラスされてとても聞き心地のいい良い楽しい音楽会だった。

耳馴染みのあるものから金管五重奏の為に作曲された曲、バーンスタイン、ジョプリン、ジャズなどを幅広く取り入れたプログラム。森のビール園でのコンサートだけあって生ビールの販売もありコップ片手にリズムに乗ると云った趣向だ。


残念だったのは会場が金管五重奏の演奏には向いていないこと。林が見える正面はガラス張り。天井はドーム型で高く、両脇に二階から降りてくる螺旋階段がある結婚式も出来そうなホールだった。コンサート用につくられた訳ではないので仕方がないけれど、特に金管楽器にとっては響き過ぎる環境でお気の毒だった。一曲目のバッハのフーガはそれぞれの楽器の音が煩く絡み合っていただけで違う曲みたい。その後はこちらの耳が慣れたのか演奏者が少し控えたのか頭も割れずに聴けたからまいっか。良い演奏だったので来年も東京ブラスソロイスツの皆さんに来て頂きたいけれど、違う会場がいいと思う。

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期間中、無料コンサートがホテルのラウンジやカントリークラブのロビー、教会など7か所で開かれ、8か所で有料コンサートが、ジュニアクラシック音楽コンクールなるものも2日に渡って催される。この企画の発案者は那須高原にある音楽ホール・弦楽亭のオーナーやその仲間たちみたい。近場で気軽にクラシック音楽の生演奏を楽しめるこの音楽祭は那須町住人にとっては最高だ。毎年続けば充実もしていくだろうし、ワクワクする。





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  1. 聴きに行った、観に行った
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総務常任委員会の傍聴 :: 2018/09/13(Thu)



那須町民フォーラムが1ヶ月前に町議会に提出した「東海第二原発の稼働延長を認めない意見書の提出を求める陳情」の審査が総務常任委員会行われるというので傍聴に行ってみた。陳情書の賛同者は55名。委員会の傍聴が出来るのは10人。入れなかった7人は外で待っていた。

【陳情の内容の要点】
・日本原電が運転が40年を越え老朽化が激しい東海第二原発を延長稼働させようとしている。福島第一原発の事故原因が未だ明確になっていない状況で、的確な安全対策が出来るのか甚だ疑問。

・日本原電は1800億円かけて安全対策を行うとしているが、自己資金は少なく、東京電力が支援して進めるという報道もある。福島原発の事故によって多額の賠償責任を負っている東京電力にそのような支援が出来るのか疑問。

・原子力規制委員会の田中前委員長は在任時「安全審査ではなく、基準の適合性を審査しただけで、安全とは言っていない」と云う発言をしている。

・過酷事故が起きた場合、90キロ圏にある那須町にも甚大な被害が及ぶ可能性がある。

・稼働延長に対する意見は立地自治体の東海村や茨城県だけではなく、隣接市にも意見を述べる機会が与えられているが、隣接している栃木県にはその機会は与えられていない。

・よって那須町議会に東海第二原発の稼働延長を認めない意見書を採択し、同意見書を再稼働に許可権限や意見を述べる権能のある官庁や自治体に意見書を送付するよう陳情する。

冒頭、職員が陳情書を読み上げ、審査に入った。


総務委員会は、委員長、副委員長、委員5名(副委員長も委員に含む)で構成されている。

委員A:稼働延長が那須町の公共の益に与える影響を考えないわけにはいかない。このまま行けば20年の稼働延長もあり得るので近隣6市町村に意見書を提出するのは我々にとって喫緊の問題だ。

委員B:陳情書の数字が間違っている。一番古いと言っているがもっと古いものがある。

委員C:福島原発の事故当時、教師をやっていたが子どもたちへの放射能の影響が心配でならなかった。最悪の事態になることを想定して対策を取るべきだ。

委員D:酪農業を営んでいる。福島原発事故の時には廃業寸前まで追い込まれた。だが、東海第二原発は当該自治体の問題で那須町が口を出すべきではない。

委員E:原子力なしで電力の供給が十分できるのか。再生可能エネルギーは不安定でそのバックアップとして原発は必要だ。北海道地震で電力供給が十分できなくなっている事態を見ると、原発で電力のバックアップをすることが必要だ。

委員A:北海道の地震が起きた時に泊原発が稼働していなかったことは幸いだと考えるべき。原発はバックアップとして頼りにならない。

委員E:規制委員会は厳しく審査しているし、これは当該自治体の問題だし、近隣6市村の一つでも反対すれば稼働できないので那須町が意見書を提出する必要はない。

委員A:自己が起きれば必ず那須町も影響を受ける。6市村に要請すべきだ。

委員C:事故が起きれば那須町も必ず影響を受ける。

委員D:当該自治体に任せるべき。

・・・・・・・・・・こんな風に委員会が進んで採決の結果は、陳情書の採択に反対3、賛成2。
規制委員会と関係省庁への申請について話し合ってもいいのではないか、という提案がされたが委員長によって却下された。


傍聴しての感想は、「何だかなぁ~がっかりだなぁ~」だ。福島第一原発事故で那須町も大きな被害を受けている。未だに放射線量の高い地域があるし、当時、酪農業が甚大な被害を受け廃業した農家もたくさんあったという。だいたい酪農家で廃業寸前というのを経験した議員が、当該自治体に口を出すべきではないと考えるなんて唖然とする。経験者だからこそ、いったん事故が起きると大変なことになるよと教えてあげるべきでしょ。個々の自治体の問題だから口を出すべきではないというのは一種の逃げだ。町や町民の安全を考えれば他所の自治体のことだから何も言わないという立場をとるのは無責任なのではないか。

稼働していたら大事故になったかも知れない今回の北海道地震での泊原発。停止中でも危険なのだけれど、今回は何も起きなくて良かった、万が一のことが起きたらどうなっていたか・・・。町議会議員の皆さんには、40年が期限と言われている原発は廃炉にしなければならないと考えてもらいたいものだ。そういう人が少ないから陳情が不採択となったのだけれどね。



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  1. 那須町のこと
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「遺愛集」 :: 2018/09/10(Mon)

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島秋人 「遺愛集」 (東京美術選書)

島秋人(本名 中村覚)は子どもの頃から病弱で様々な障害を持っていた。朝鮮に生まれ満州で育ち、家族と共に新潟に引き上げてきたが13歳の時に母を亡くし、障害を持つ彼は周りから馬鹿にされながら少年時代を過ごした。金を盗み、放浪し、東京に出て窃盗・強盗未遂で少年院にも入いる。20歳で出所したが放火事件を起こして服役し、その後、精神病院に入れられる。昭和34年4月5日、新潟県小地谷の郊外にある農家に押し入り、金を奪い主人に重傷を負わせ、その妻を殺した。

子どもの頃、構図がいいと褒めてくれた吉田教師に、「ただ一度だけ褒められたことが嬉しかった」と言う内容の手紙を刑務所から送ったことがきっかけで吉田夫人との交流が始まる。夫人は彼に短歌を詠むことを進め本を送ったり手紙で詠み方を教えたりするうちに、彼も短歌に惹かれ作品をどんどん生み出して行った。新聞の歌壇に投稿するまでになり、毎日歌壇の選者をしていた歌人の窪田空穂に選歌してもらってからは窪田空穂を師と仰ぎ、作った歌を送って指導を受けたり手紙のやり取りをするようになった。

「(前略)知能指数のひくい、精神病院にも入院もし、のうまく炎もやって、学校を出てより死刑囚となるまでは僕の内側の「もの」を知らなかったのを短歌と多くの人の心とによって知り人生はどんな生き方であっても幸せがあるのだと思い、被害者のみたまにも心よりお詫びをし、つぐないを受ける心を得、現在では人間として心の幸を深く知り得たことをよろこぶのです。(後略)」(38年6月の窪田空穂宛ての手紙)



死刑囚となり受刑を待つ身になって、やっと人から温かく包まれることを知った彼の心は少しずつほぐれて行き、作歌する中で「生」を愛おしむ気持ちを得たかのようだ。恩師の妻、差し入れを続け長い間彼を励まし続けた前坂和子、のちに義母となった千葉てる子、手紙で愛を誓い合った鈴木和子。師と仰いだ窪田空穂は、手作りの弁当を差し入れに刑務所を訪れたこともある。(この差し入れは許可されず帰り道で空穂が自分で食べたと秋人に書き送っている。)「遺愛集」の序を書くことも承諾した。

 たまはりし処刑日までのいのちなり心素直に生きねばならぬ
 死刑囚の身となりて知れる幸なりき日日に忘れず生きむと思ふ


母を慕い、慕いながらも自分が殺してしまった女性も子供たちの母であったことに深く罪を詫びる。

 朝売りの静かに菊に雨降りぬ
 お母あさんと呼んでみた月の鉄窓(まど)
 深みゆく罪の孤独や灯蛾狂ふ


差し入れられた花を愛で、独房の床を這う小さな虫に優しく触れる。鉄網の向こうに一瞬見えた母親を追う子どもに自分の幼い日を重ね、幸せだと思う日、幸せなどと感じてはいけないと打ち消す日、嬉しい日さびしく思う日、死刑になる日を待つ辛さ。島秋人が死刑囚となってから詠んだ歌に、彼の短い人生の、最後の5年5ヶ月で得た、人として扱われた喜びと悔いと悲しみと優しさと感謝、すべての感情が込められている。

実地検証のために新潟へ護送された日、
 車窓過ぐる故郷見をれば幾度もガラス拭きくるる老いし看守は
何と優しい看守だろうか。罪を犯す前に彼に優しく接する人がいたら・・・。
 君が植ゑた朝顔がよく咲いたよと看守部長の便りとどきぬ

残りのページ数が少なくなってきて読者は死刑の日が近づいていることを知る。そして処刑の日。
長く文通を続けた前坂和子さんに残した手紙
「十一月二日朝
惜しいようなのにとうとう朝です
和子さん、さようなら。 秋人」



処刑寸前、東京拘置所所長の心の底に祈りの言葉を残して人生を閉じた。
「ねがわくは、精薄や貧しき子らも疎(うと)まれず、幼きころよりこの人々に、正しき導きと神の恵みが与えられ、わたくし如き愚かな者の死の後は死刑が廃(はい)されても、犯罪なき世の中がうち建てられますように。わたくしにもまして辛き立場にある人々の上にみ恵みあらんことを。主イエス・キリストのみ名により アーメン」(参照:死刑囚 日日の改心―島 秋人(しま あきと)―)






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2018 US OPEN :: 2018/09/09(Sun)

今年のUS オープンはとてつもない暑さで、選手たちが続々リタイアしたり、上位ランクの選手が早々と負けたりの関係者がアタフタするような大会だった。気温が40℃になる日もあり、コート上は更に暑かったに違いない。

昨日、女子の決勝戦があった。セリーナ・ウイリアムズとオオサカナオミの対戦。
試合中にトラブルがあった。セリーナがゲーム中にコーチの助言を受けたと判断され、ダブルフォールトの後にラケットを投げつけ割った行為と合わせて1ゲームのペナルティーを取られた。(審判のこの判断は過剰だと思う。)セリーナは延々と抗議したが受け入れられず、「あなたの行為は間違っている。私に謝って」と言い続けた。感情の高ぶりは試合に必ず影響を及ぼすことは誰でもわかっている。それを承知でセリーナは怒り続けたのだろう。

姉と二人で試合に出始めた十代の頃から見ていたけれど、時々態度が悪いなと感じて好きじゃない時期もあった。けれど、久々にプレーを見て、こんなに残酷な場面で堂々と言うべきことを言って、それでも気持ちを立て直して最後まで試合を放棄しなかった彼女の姿はりっぱだ。そして、この出来事で動揺したナオミを大きく包み込む気持ちを見せたのにも感動した。

「トロフィーセレモニー」で、観客が大会側への不満をブーイングで示した時、泣きながらうつむくナオミに近寄って肩を抱き言葉をかける。彼女のスピーチにも心を動かされた。
セリーナ、素敵な選手になったね。・・・これぞスポーツ。







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抱腹絶倒 :: 2018/09/08(Sat)

アチコチで災害が起きている最中に笑い転げるものを観に行ってしまった。前々からチケットを買ってあったし、笑わないでいれば被災者の人たちの何らかの足しになるとも思えないから、心置きなく笑わせてもらってきた。笑っている最中に大地震に見舞われる可能性だって今の日本では考えられる。ある程度覚悟を決めてのことだった、などと云うとちょっと大袈裟かも知れないけれど、どこに居てもいつなんどき大災害に見舞われるものかわかったもんじゃないと、ここんとこ皆が何となく考えていることではないだろうか。

で、何を見て抱腹絶倒したかと云うと「The News PaperTHE NEWSPAPER(ザ・ニュースペーパー)」という時事ネタをお笑いにするグループのライブだ。youtubeなどでは見たことがあって面白いと思っていたからチケットを買ったんだけれど、正直言ってどれだけ満足できるのかは半信半疑だった。結成30年と云うことで記念ライブをあちこちで繰り広げている(みたい)。

顔はもちろん仕草や声や喋り方や・・・時々無理はあるけれどとにかく真似て、それでコントをするという形式だ。「あべそうり」が今現在の売り物なのだけれど、「あべそうり」があのアベの喋り方で演説する。その横に手話通訳者が出て来て手話通訳をする(もちろん滅茶苦茶なのだけれど面白いのだ)。

公演の前々日くらいに宇都宮に入りご当地ネタ作りのための取材をしたらしい。宇都宮や栃木県内で話題になっていることを皮肉を込めたコントに仕立て上げていた。愉快愉快、大いに笑った。笑いっぱなしの2時間、腹の皮がよじれるほどだった。

出演者はあべそうり、いしばし、すがかんぼうちょうかん、しいかずお、まえの、こいけゆりこ、てんのう、こうごう、こうたいし、まさこさん・・・。その他色々な場面に色々な人物。やっぱり生で観るのがいい。



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