Joy Luck Club

日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




「おだやかな革命」という映画 :: 2018/01/16(Tue)


いつも鳥の写真がいっぱいののりきちさんのブログ「ときつれ+α2」で「おだやかな革命」という映画が紹介されていた。どんな映画なんだろうと思ってオフィシャルサイトに行ってみたらば、ここんとこテイクがああだこうだと頭をいっぱいにしているエネルギーのことを取り上げた映画だった。2月3日(土)にポレポレ東中野で公開される。今の頭の中を整理するためにも観たい!

生活クラブから生活クラブエナジーへの切り替え手続きの為に送った書類が届いたと電話があった。2ヶ月ほどで東電から切り替わるだろうとのこと。この映画に出て来る会津電力の電気も含まれている。(実際にはどこの電気かはわからないけれど、生活クラブエナジーの60%を占める自然エネルギーの中には会津電力のものもあるのは間違いない。)

建築家の竹内昌義氏のコメントにいたく共感する。

「都市に住んでいる人に是非見て欲しい。都市は地方から、人材で、食べ物で、エネルギーで支えてもらって成立している。
そして、日本の色々なところで、エネルギーの分野で穏やかな革命が起こっている。
エネルギーを使う側がもう少しいろいろ考えてもいいのではないかなと思いました。
できるだけ使わないということに。ぼく自身ももっと敏感でいたいと思います。」


十人十色で取り上げるよう提案してみよう。






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脱炭素革命 :: 2018/01/13(Sat)



12月に那須で開いた小さな映画会で上映した「日本と再生 光と風のギガワット作戦」の中や、先日の”原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)”が「原発ゼロ法案」を発表した記者会見で河合弁護士が「金が儲かる」を連発していたのにうんざりだった。



金儲けの為の再生エネルギーなのか?と疑問を持ってしまうのはテイクだけかな。



ひさごんさんのブログ「生活クラブ浦和☆管理人2号」で紹介されているNHKスペシャル 「激変する世界ビジネス “脱炭素革命”の衝撃」を見てみたらば、あの映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」を観た時とは異なる印象を受けた。確かに投資だの環境ビジネスだのマネーの流れだのと、河合弁護士が盛んに言っていた「金儲け」の手段にされてはいるのは事実だが、もっと深い所に動機があるのだ。再生エネルギーへ切り替える目的は脱炭素社会。2020年までに炭素排出ゼロを達成する。それに向かって再生エネルギーに切り替える企業が増えている。何故か。自然災害で受ける企業の被害額が増大している現状がある。そして、世界の金融機関が炭素排出削減に取り組まない企業への投資から手を引き始めているからだ。

気候変動と闘うことで利益を生む、と云う視点。中国の取り組みの真剣さはすごい。大気汚染の解決のためにはクリーンエネルギーに切り替えるのが合理的だという結論に至った。「エコ文明」という言葉を使っている。そしてそれが企業や国の利益に結び付くという政策。

それに引き替え日本は再生エネルギーへの取り組みの後進国になっている。COP23の会場の外では石炭火力発電所輸出を推進するという政策をアメリカと共に打ち出した日本への批判・抗議行動が行われた。ああ何と情けない後ろ向きの姿勢か。

温暖化を止めるために化石燃料から再生可能エネルギーへ方向転換するという流れは世界でもうとっくに始まっている。日本の取り組みがいかに遅れているかがよくわかる番組だった。ただ、以前にも書いたように、エネルギーを産み出すことばかりに目を向けるのではなくエネルギーの使い方にも目を向けて真剣に取り組むべきだとテイクは考えているのだが。自然を切り崩して設置するメガソーラは本末転倒だと思っている。そして「再生エネルギーで金儲け」という姿勢はやっぱり嫌だなぁ。






「生長の家」の月刊誌に元京都大学原子炉実験所准教授・小出裕章さんへのインタビュー記事がある。内容は、一貫して言い続けている「原発がいかに危険で馬鹿げた発電装置か」ということだが、やっぱり小出さん!!と思った所を引用しておこう。

「・・・・太陽は地球が46億年という途方もない歴史をかけて蓄えてきた再生不能エネルギーの、じつに10倍以上のエネルギーを、一年毎に地球に提供してくれているわけです。
 ですからこれからは、危険極まりない原発と一日も早く手を切り、太陽エネルギーに頼るしかないんです。ただし太陽が地球に与えてくれているエネルギーは、人間だけのものではありません。人間なんて地球上の一つの生物種にしかすぎず、その他、無数の生きものが山ほど、この地球でそれぞれの命を生きているのであり、人間が好き放題に使っていいわけではない―それを肝に銘じておかなければならないと思います。」






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「日本と再生」アンケートの集計結果 :: 2017/12/12(Tue)

先日開いた「日本と再生 風と光のギガワット」上映会で集めたアンケートの集計結果が部長から送られてきたのでホームページへの掲載作業をした。いい映画だった、感動したという意見が多い。上映して良かったということなのだろう。テイクや18氏みたいに首をかしげながら観て、内容に疑問を持ったのは少数派のようだ。エネルギーの問題は必ず考えて行かなければならないことで、先のことまで丁寧にじっくり考えなくてはならない問題だと思っている。「これがいいぞ~」と言われて、そうかそうだねと安易に飛び付いてしまうのはどうだろう。
アンケートの集計結果はこちら

昨日の「原発要らない」スタンディングが終わって駐車場で映画の感想などを仲間の一人と話した。「いい映画だったね」と言う彼女に「そうかなぁ」というテイク。その理由も話して「でも、感動したとか良かったという人がほとんどだったから良い映画だということなのかもね。」と言ったら、「そうかぁ、貴女みたいに深く考えるとそういう感想を持つのかも知れない。私みたいに何も考えないで観るといい映画だと思ってしまうのかもね。」と彼女が言う。河合弘之氏や飯田哲也氏のはしゃぎようを見て、そんな風な軽いノリでいいのかなぁと思うテイクがへそ曲がりのへんちくりんなのかも知れないけれど、テイクはテイクだ。何事も良く考えるべし。ハンナ・アーレントの映画をまた観たくなった。



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映画「日本と再生 光と風のギガワット」 :: 2017/12/10(Sun)

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始まりの場面はドイツ。風車が広大な土地に何基も建つ。この土地は原子力発電所の跡地だ。発電を止めた原子力発電所の敷地に風車を建設した。弁護士でありこの映画の監督でもある河合弘之氏が「すごいなぁ。」と声を発する。かなり興奮してはしゃいでいる様子だ。エネルギー学者で環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏が風車を数える。「150本ありますよ。」150本で大きな原子力発電の三割ほどの発電量があると河合監督が呟く。

各地の風力発電所や太陽光発電所を取材して周ってドイツの再生可能エネルギーの状況や経済的効果がレポートされる。メルケル首相は2011年の東京電力福島原発事故を契機にエネルギー政策を大きく変えた。原発を止めて自然エネルギーに転換するというものだ。国の政策によって各地で風力発電所や太陽光発電所が建設され、今では自国で使うエネルギーのほとんど100%が再生可能エネルギーで賄われている。ただ、自然相手の発電だから不安定さは否めない。後半で出て来るエネルギーの輸入量輸出量を表すグラフでは、余剰エネルギーをフランスに輸出し、フランスからは原子力発電によるエネルギーを少量だが輸入していることがわかる。

デンマークはエネルギー資源を輸入に頼っていたがオイルショックが起こった1970年代に再生可能エネルギーに切り替えた。風力とバイオマスが大半だという。ここでも風力発電の風車がずらっと並ぶ広大な風景が紹介される。



次はアメリカへ。空軍海軍など軍隊へのインタビューをする。本国の基地内には太陽光パネルが並び、戦場の拠点でも組み立てが簡単な小型の太陽光発電設備を使っているのだと司令官たちは胸を張る。「いくら再生可能エネルギーが良いと言っても戦争にも関連するのはどうも・・・」と言いながら河合弘之氏が次にインタビューをしたのは石油の争奪が戦争を産むと主張し著作もあるエネルギー研究者だった。自宅は三重の断熱ガラスを使った窓、屋根には太陽光パネルを起き自宅の電力消費を賄っている。冬にはマイナス何十度にもなるアラバマの山の中でも電気代は5ドルくらいで済むのだよと笑う。カリフォルニアでは、風力発電の取材。何十年も前にビジネス効果を狙って日本人が起業して建てた気味が悪いほどの風車の群れが山々に並んでいる。

中国のエネルギー政策担当者や民間の太陽光パネル製作会社も取材する。中国の技術レベルは高く、製品や技術の輸出も進んでいる。サウジアラビアの砂漠に設置された何百何千の太陽光パネルや南アフリカやインドの再生可能エネルギーへの取り組みも取り上げている。

世界は再生可能エネルギーに方向転換しているのに、未だに原発を手放さず、石炭や天然ガス、石油など化石燃料に頼っている日本は相当遅れている。国民の意識や政府のエネルギー政策を変えなければいけない。少しずつ自然エネルギーを使おうという動きは出てきてはいるけれど。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 



これがこの映画の要旨だ。映画の始めの方では細川護煕・小泉純一郎元首相が原発は危ない、それに代わるエネルギーは自然エネルギーだという講演の映像が流れる。原発を全てなくし、更に化石燃料に頼らない再生可能エネルギーへ方向転換すべきだという考えは間違ってはいない。ただ、自然エネルギーは儲かる、金になる、ビジネスチャンスが生れると云うような、気持ちをチクチクと刺す言葉が河合弘之氏の口から映画を通して幾度となく出て来たことに違和感を覚えた。原発と自然エネルギーを対比させて展開する儲け話に終始した内容に説得力は感じられない。地球温暖化のこともエネルギーの使い方についても深く言い及ばないのは何故か。サウジアラビアの砂漠や内モンゴルの草原に建設された何百何千もの太陽光パネルの存在の気味の悪さ。この景色を見て「いやぁすごいなぁ」と河合弘之氏の様に手放しで喜ぶことは出来ない。


この3年くらいのうちに那須町のあちこちに太陽光パネルが建設されている。町は条例を作って規制しようとはしていない。(隣の那須塩原市ではやっと条例を作って規制を始めたと言うが遅すぎる。)休耕田はもちろん、林の木を伐り倒して一面に太陽光パネルが建設されている。田畑が広がるのどかで豊かな風景を壊していると、日ごろから苦々しく思っているのはテイクだけではない。河合弘之氏や飯田哲也氏はこの自然破壊、環境破壊、景観破壊についてはどう考えているのだろうか。ドイツやデンマーク、アメリカや中国とは異なる自然環境の日本にとって風車を並べたり太陽光パネルを其処此処に建設することが果たして得策なのか。山があり森林や水の豊かな日本での形の違う再生可能エネルギーを考えるべきではないか。地域で使うエネルギーは住民合意のもとに地域で作り出す地産地消の形を採るのが理に適っている。最近いくつかの生協が「じぶん電力」とか「みんなの電力」と命名し、独自の電力会社を作り自然エネルギーの販売に乗り出しているけれど、地方の自然の中に風車を立て太陽光パネルを張り巡らして作るエネルギーを都会が使うというのは原発と同じ図式ではないか。

そして、一番大切なのはエネルギーの消費の仕方をもう一度考え直すということ。イルミネーションは必要か。24時間営業が必要か。テレビの深夜番組はあるべきか。自動販売機はこんなに必要か。公共の場の照明が明るすぎないか。日本中が2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故後、エネルギーの消費について考え直したではないか。節電に励んだ。なのに今現在はどうだ。照明の明るさは元に戻り24時間営業も復活している。自動販売機は重宝されているし、都会の電車は数分間隔で発着している。少し不便を経験したものの喉元を過ぎたらまた便利さを求めている。危険な原発より再生可能エネルギーを使う方がいいよというこの映画の主張は一見正しそうだが、温暖化で氷河が融けだしている、異常気象が続発している、地球が危ないと言いながら便利さを追求するのは矛盾する行動だ。映画の最後で日本のどこかの町で太陽光発電に取り組んでいる女性が「儲からなければ持続しない」と笑って言っていたが、果たして本当にそう考えるのが正しいのだろうか。儲かる儲からないではなくエネルギーの使い方を賢く考えながら再生可能エネルギーに移行していくのが筋だとテイクは考える。

予告編を観て想像はついていた。十人十色の取り組みで開かれた小さな上映会だったし、意見を言うなら観てからと思って観たのだが、後味のいい映画ではない。




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非電化工房 ~ 東電と手を切る計画 :: 2013/07/11(Thu)

「那須 希望の砦」の集まりが今月は非電化工房で開かれました。
非電化工房には一度行きたくて、4月に見学会の予約をしてあったのですが、あのしりもち事故でキャンセル。
希望の砦の集まりも2か月ほどご無沙汰していたので、一昨日の集まりに参加してみました。

特別編ということで、非電化工房を主宰する藤村靖之さん(=藤村先生と呼ばれている)の講演会。
講演会とは言っても広~い非電化工房敷地内にある藤村さんのご自宅の居間兼集会室で、
ま~るく椅子を並べて輪の中に一緒にいる藤村さんのお話を聞くというものです。

希望の砦の理事もやっている藤村さんの話は幾度か聞いたことがあるし、
那須町での「311を忘れない」集会での講演も聞きました。
ユーモアを交えながら穏やかにゆっくりとわかり易く話してくれるので、彼の話を聞くのはいつも好きです。

「東電と手を切る」というのが一昨日の「特別講演」のテーマでした。
「非電化工房」はその名の通り、
なるべく電気を使わない生活をめざす為の非電化製品を研究・発明・開発する工房です。
「那須 非電化工房」の最終的な目標は非電化生活テーマパークを作ること。
時間はかかりますが地道に着々と計画を進めています。
生活に必要なほとんどの電力は太陽熱や太陽光、風で賄えていて、もう東京電力との縁を切れる状態ですが、
発明品の制作や非電化建物の建築などに必要な工具は大きな単位の電力が必要だそうで、
その為にだけ高額の基本料金を払っているのがもったいないし嫌だとず~~と思ってきた、と藤村さん。

2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所事故以前から何とかしようと考え続けていたものが、
原発事故後は那須町の放射能汚染の問題に関わって来たので時間が取れなかったそうです。
とは言いながらも頭の中にあった構想を少しずつ具体化して来て、
順調に行けば8月には遂に東京電力と手を切ることが出来そうだというのです。

東電と手を切りたいと思っている人はたくさんいるんじゃなかろうか。
テイクだって手を切りたいと思っている一人です。
311以降、「電気の、エネルギーの無駄遣いをやめよう」と心して生活をしてきました。
節電に協力するという立ち位置ではありません。
我慢しながらの辛いエネルギー節約でもありません。
が、悔しいかな東京電力と手を切ることは難しそうです。

藤村さんの「特別講演」はすごく興味深くて面白いものでした。
説得力も大いにあり、工夫を楽しみながら非電化の道を進んでいるのがいい。
電気から自然エネルギーへの転換を・・・という単純な論議もおかしいものだという指摘にも共感します。
私たちの「エネルギー無駄使い生活」を改めなければ、また同じことが繰り返されるだけ。
考え直さなければいけない、そう気づかせてくれたのはあの原発事故でした。




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近々「非電化カフェ」の建物が完成するらしいので、完成したら行ってみよう。
そして秋になったら「非電化工房見学会」参加者募集に応募しよう。





flowers




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