Joy Luck Club

日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




@辺野古キャンプシュワブゲート前テント :: 2018/02/08(Thu)





今日もまた名護市の話題だ。
選挙中から連日情報発信をしている渡瀬夏彦さんが辺野古キャンプシュワブゲート前のテントで稲嶺さんが話している様子を動画配信中だった。昨日の今日だ。稲嶺さんが諦めずに頑張りましょうねと呼びかけている。(「新しいアカウントを作成」の下にある「後で」をクリックすると視ることができる)

「今回の選挙に敗れたことは大きな痛手だけれど、でも収穫もあったんです」
若い人が集まってくれたこと。それが何よりうれしかった。毎朝、6時ごろにジョギングのために家を出るのだけれど、ある朝、5~6人の若者たちが一緒に走りたいと言って毎朝ずっと一緒に走った。選挙が終わった翌日の月曜日から30代の男性が一緒に交通安全おじさんをやりたいと加わってくれた。

11月にある市議選で新基地建設に反対する市議を今以上に増やして、新市長がおいそれと国の言いなりになれないような状況を作ることが今は重要課題だという。そういった展望を描いてもう次へと足を踏み出している稲嶺さんがすごい。

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新市長は公明党と「海兵隊の県外・海外への移設すること」を約束しているからこれを守らなければならない。かたや新基地建設を進める国からの交付金を受け取ることになっている。かなり苦しい立場に居るのは間違いない。

稲嶺市長の時には交付金なしでやりくりしている名護市を応援したくてふるさと納税をしていたけれど、もう止める。




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交通安全おじさんの稲嶺ススムさん :: 2018/02/06(Tue)

2月4日の名護市長選に敗れ、その結果に苦渋の表情を見せた稲嶺進さんだが、翌朝にはいつもと変わらない笑顔で交通安全おじさんになっていた、とfacebookで沖縄の今を伝え続けてくれている渡瀬夏彦さんが写真を公開した。渡瀬夏彦さんは沖縄に移り住んで十数年、週刊金曜日や週刊ポストなどに沖縄の現実を伝える記事を書いているフリージャーナリスト・ノンフィクションライターだ。このブログへの転載許可をいただいたので、稲嶺さんの笑顔とその写真に添えられた渡瀬夏彦さんの文をここにご紹介する。



敗戦の翌朝も、いつものように笑顔で「交通安全おじさん」を務めるススムさん。
心から尊敬できる人です。

わたしは申し上げました。
「力になれなくてすみません。お役に立てなくてすみません」
するとススムさんは、あなたが想像する通りのやさしさでわたしに返事をくれました。

この期に及んでこちらが元気を頂戴している。

この人からもっと学びたい、とあらためてしみじみ思いました。子供たちはいつものようにハイタッチに力を込め、あるお母さんは「これからも応援します」と力強い声を発し、丁寧におじぎをしていかれました。
ドライバーたちも次々に礼をしたり手を振ったり軽やかなクラクションで励ましたり…。

これほど地域の人びとに愛されている市長を選挙で勝たせることができなかった。

しっかりと敗因を分析し、今日からまた頑張りましょう。

渡瀬夏彦さん撮影の写真とコメント
facebookより


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稲嶺さんのお人柄がにじみ出ている笑顔ではないか。ああ、またため息混じりの涙が出る。いかんいかん。






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完敗だった。 何故? :: 2018/02/05(Mon)

開票速報で稲嶺ススム候補の敗戦が伝えられた。稲嶺さんの哀しく苦しい表情に何も言えない。何故なんだ?

相手候補が徹底的に公開討論を拒んだので、市政に関する政策論争も、新基地建設を許して海兵隊のヘリコプターやオスプレイが空を飛び回る名護市になってもいいのかどうかも討論できなかった。国がそうさせなかった。安全に暮らせる日々や、子や孫の未来を用心深く考えつくすことがどうして有権者にできなかったのか。口惜しい。


今日は鈴木耕氏の「祖国復帰闘争碑」の記事を読み返した。読み返したくなった。
マガジン9の「風塵だより」106号(2017年2月8日)


民主主義をないがしろにし人権をも奪おうとする権力には抗うしかない。
それが沖縄であろうと何処であろうと、
いつの時代であっても・・・。




沖縄本島最北端・辺戸岬にある祖国復帰闘争碑 
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~ 全国の そして世界の友人へ贈る ~

吹き渡る風の音に 耳を傾けよ
権力に抗し 復帰をなしとげた 大衆の乾杯の声だ
打ち寄せる 波濤の響きを聞け
戦争を拒み 平和と人間解放を闘う大衆の雄叫びだ
鉄の暴風やみ 平和の訪れを信じた沖縄県民は
米軍占領に引き続き 一九五二年四月二十八日
サンフランシスコ「平和」条約第三条により
屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた
米国支配は傲慢で 県民の自由と人権を蹂躙した
祖国日本は海の彼方に遠く 沖縄県民の声はむなしく消えた
われわれの闘いは 蟷螂の斧に擬せられた
しかし独立と平和を願う世界の人々との連帯であることを信じ
全国民に呼びかけ 全世界の人々に訴えた
見よ 平和にたたずまう宜名真の里から
二十七度線を断つ小舟は船出し
舷々合い寄り 勝利を誓う大海上大会に発展したのだ
今踏まれている土こそ
辺戸区民の真心によって成る沖天の大焚火の大地なのだ
一九七二年五月十五日 沖縄の祖国復帰は実現した
しかし県民の平和への願いは叶えられず
日米国家権力の恣意のまま 軍事強化に逆用された
しかるが故に この碑は
喜びを表明するためにあるのでもなく
まして勝利を記念するためにあるのでもない
闘いをふり返り 大衆が信じ合い
自らの力を確かめ合い 決意を新たにし合うためにこそあり
人類の永遠に存在し
生きとし生けるものが 自然の摂理の下に
生きながらえ得るために 警鐘を鳴らさんとしてある






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「本土の理解が得られない」 :: 2018/02/04(Sun)

「沖縄の基地負担軽減」の為の普天間飛行場の辺野古移設・・・と繰り返す政府に、沖縄県は県外・国外移設を求め続けてきた。立憲民主党の阿部知子議員の質問に対する安倍首相の答えが「移設先となる本土の理解が得られない」というのだ。本土の身勝手さが沖縄に米軍基地を集中させている原因の一つだと思ってはいたが、首相自らこんな風に考えているとは。沖縄県民だって納得して受け入れている訳ではないのだ。沖縄に集中している基地を受け入れようと本土住民に働きかけているのか。沖縄を日本の一部と考えているとはこの答弁からは感じられない。





琉球新報 2月2日の記事
琉球新報<社説> 「本土理解困難」発言 いつまでも捨て石なのか


2月3日報道特集


琉球放送の開票速報のネット配信を見ながらこれを書いている。



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名護市長選、市議会議員補選 :: 2018/02/03(Sat)

沖縄県名護市の市長選と市議会議員補選の投票日が明日だ。名護市はあの辺野古に新基地を造られようとしている市で、安倍政権としては新基地建設に反対する市民とその市民が選んだ現職市長・稲嶺すすむ氏の再選を何としても阻まねばならないと位置付けている選挙なのだ。本土の私たちのどれだけの人がこのことを真剣に考えているだろうか。

今回の選挙では、稲嶺現市長を中傷するデマが想像を絶するほど流されているという。三期目を目指して立候補した稲嶺候補に対して自民公明が立てた候補は渡具知武豊氏なのだが、公開討論会には一切応じないという姿勢を貫いている。自陣営の青年会議所が企画する公開討論にでさえ応じないというのだ。三原順子議員や小泉進次郎議員を応援に送ってはいるものの、辺野古の新基地建設には一切触れず、演説の内容は面倒なゴミ分別を解決するとかしないとかだ。は?それはもう市議会で解決されている課題だというではないか。テイクもツイキャスで演説を聞いた。

自民党内では応援に行く議員に対して「辺野古の『へ』の字も言うな」「普天間で起きている事故にも触れるな」と指示するメモがあるとの報道。もうなりふり構っていられないということだぁね。

激戦とか横一線とか言われているが、何としても稲嶺候補に勝ってもらいたい。名護市民が交付金に釣られて新基地建設を推進する政府に懐柔された候補を選ぶとはよもや思わないが、企業や医師会の締め付けがひどいと言われる選挙戦。いつまで経っても変わらない金権・地縁選挙がまかり通る世の中って言うのにはうんざりだ。




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日米合同委員会 :: 2018/01/05(Fri)

1月3日琉球新報「軍主導の日米合同委見直し提起 72年に米大使、米軍抵抗で頓挫」という記事が掲載された。機密指定が解禁された米国の公文書で明らかになったという。1972年、沖縄が本土復帰するにあたって、在日米国大使館が日米合同委員会の在り方を見直す必要があると米国務省に申し入れ、国務省も「合同委員会の枠組みは他の多くの国におけるものと整合せず、現在の日本の状況下では正当化できない」と賛同したが軍部の反対にあう。反対する軍部に対して大使館は「占領期に築かれた、軍部と背広組が直接やりとりする異常な関係だ」と批判するも、枠組みの見直しは認められないまま今日に至っているというものだ。この日米合同委員会なるものが日本がアメリカの言いなりになるという関係の元凶なのだが、1972年の時点でも「日本側から変更を求める兆候もない」ということで米軍部が押し切って現在に至っているという訳なのだ。

この記事の二日後の1月5日には社説で 「日米合同委見直し 「異常」な体制 是正を」と琉球新報は主張している。まっとうな意見ではないか。本土の報道機関のどこかがこのニュースを伝えているだろうか。大々的に取り上げて欲しい。

気になっていたこの本を読んでみよう。
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「日米合同委員会」の研究」著者 吉田敏浩氏へのインタビュー記事



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三上智恵監督のインタビューに同行 :: 2017/10/23(Mon)

時系列が前後するが、10月11日に映画「標的の島 風(かじ)かたか」の監督・三上智恵さんが宇都宮に立ち寄った。山形国際ドキュメンタリー映画祭の帰りに下野新聞のインタビューを受ける為だ。十人十色が支援している「標的の島」のフォーラムでの上映を新聞で取り上げてもらおうとお願いした。
道案内として十人十色から二人が出かけ、インタビューの場に立ち会った。行きたい人~?と声をかけられ「はい!」と手を上げたテイクはそのうちの一人となった。ラッキー。

下野新聞の記者の「どんなきっかけでこの映画を作ることになったのですか?」という質問の後は三上監督が次から次へ話を進め、記者だけじゃなく同行したテイクたちまで沖縄の基地問題の掘り下げた部分まで説明を受け1時間弱のインタビューが終わる頃にはすっかり感銘を受け、気分が高揚していた。質の良いレクチャーを受けたのと変わらない。これまた幸運だった。

記者が丁寧な記事に仕上げてくれたことに感謝。上映が始まった3日目の新聞に掲載されたので初日の土曜日と翌日の日曜日の一番観客動員ができそうな週末に間に合わなかったのは残念だったけれど、取り上げてもらえたことを有難く思う。
今日、同行の記録を「映画サークル 十人十色」にアップした。


20170ctober_06.jpg


本を持って行って
ちゃっかりサインもしていただいたのだ。

テヘッ



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「沖縄 見る・聞く・踊る・考える」 :: 2017/10/02(Mon)

(こま切れの時間を使って3日かかって書き上げた遅ればせながらの記事。)

8月に準備を始めたイベント「沖縄 見る・聞く・踊る・考える」が9月30日に開かれた。

会場は那須塩原市にある公民館の多目的室で、椅子を70脚並べた。プログラムも70部。このイベント用に前の日に「十人十色」の仲間7人がその公民館の調理室でサーターアンダギーを4時間半かけて70個作った。50人来てくれれば御の字かな、という予想を立てていたけれど、有難いことに66人の参加がありほぼ満席。メンバーの友人がチラシを見て「内容がいいから行くわ」と参加してくれたそうだ。

「1フィートで綴る沖縄戦」を20分に編集した映像を観て、三線3本による沖縄民謡の演奏と歌の後、今年の沖縄全戦没者追悼式で宮古高校の上原愛音さんが朗読した詩「誓い~私達のおばあに寄せて」を追悼式の画像が映し出されるスクリーンの前でメンバーの一人が朗読した。


この企画の最初のミーティングで、「幕開けはエイサー隊に来てもらって演奏してもらったらいいね、打診してみよう・・・」などと盛り上がっていたら沖縄出身のメンバーが「何かモヤモヤする、沖縄のことを考えてくれるのはとても嬉しいのに何故か違和感を持つことがある。エイサーはお盆の時期に亡くなった人を送迎する伝統芸能だし、どうして会の始めに必要なのかわからない。」と言う。あ、そうか、と全員が黙る。でも今ではエイサー祭りという催しが日本中で開かれているんだからいいんじゃないかな?と思いながら聞いていたら、「辺野古に行った高江に行ったと言われると何だか胸の中がざわめくんだ。」と正直な彼女の気もちを訴えた。しばらく考えてからテイクは黙っていられずに「私は沖縄県民が基地はもう要らない、辺野古新基地建設を許さないという意思を表した選挙結果を無視した日本政府の、非民主主義的で差別的なやり方を許すことができないし黙って知らん顔をすることもできないから、現場の空気に触れたい気もちもあって辺野古や高江に行った。抗議をしている沖縄の人たちに接して沖縄が大好きになった。怒りが込み上げて来るのよ。沖縄の問題だけじゃなく、ここに居る私達にも関わる問題なのだと思う。」と言ったものの、愛知で生まれ育った自分が、18歳の時に沖縄を離れてから今日までの色々な場面で差別を受けたという彼女を少しでも不快にさせたのだとしたらどうしたらいいのだろうと戸惑う。
そんな二人の気持ちを「沖縄への私の想い」でそれぞれが参加者の前で話した。

その後は、「標的の島 風(かじ)かたか」の予告編を流して紹介し、島唄や島人ぬ宝(しまんちゅぬたから)、涙そうそう、今こそ立ち上がろう(沖縄)をギターと三線の伴奏で歌い、最後はカチャーシー大会。三線奏者の比嘉さんが手ほどきをしてくれて全員が立ち上がって賑やかに踊った。大盛り上がりで会は大成功のうちに終わったのだ。いい会だったと言い残して帰っていく参加者も多く、企画した十人十色の仲間たちはみんな心の中でバンザイを叫んだ筈。良かったね。嬉しいね。


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7列のうちの前2列目くらいまでが写っている。
会場が一つになって笑顔で陽気なひとときを過ごした。
撮影:H.Kosuge






一方的な解散総選挙を「安倍不信任選挙」に!
私たちはアベもコイケも信用しない!
幸いなことに、私たちには彼らを選ばない一票を投じる権利がある!


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「沖縄と核」 :: 2017/09/11(Mon)

過去の記録を見せつけられたり、読んだりする度に、人間とはどうしてこんなに馬鹿なことを繰り返しているのかと脱力感に襲われる。馬鹿なんだからもうどうしようもないんだと。それじゃいけないんだけれど、歴史の真実を観たり読んだりした直後はいつも深く沈んでしまう。
この番組もそうだった。知らなきゃいけない事実を今頃知るという苛立たしさ。人権を無視して戦争を優先させる権力者に対する腹立たしさ。ここでも沖縄は米国と日本の盾にされていた。


NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」



NHKスペシャルはいい番組を作っているなと思う。けれど、欲を言えば実はこうだったと過去を見せるだけではなく、権力者たちが現在何をしようとしているのかをえぐり出し視聴者の目の前に晒して欲しい。




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浦和に行った :: 2017/09/04(Mon)

「沖縄の闘いを支援する講演と映画のつどい」に参加したくて、浦和まで出かけた。初めて降り立った浦和駅から歩いて10分足らずの埼玉会館が会場だ。

三上智恵監督の「標的の島 風(かじ)かたか」のフォーラム那須塩原での上演を「映画サークル 十人十色」で応援することが決まっている。沖縄から遠い栃木県のさらに遠い県北では沖縄の現状を知っている人も少ないのではないか・・・ということでプレイベントを準備中だ。テイクにとって沖縄は、不公平、非民主主義、差別の矢面に立たされている所、非暴力に徹し「しなやかでしたたかに」闘いを続けている人々の島と云う存在だ。沖縄戦からずっと続く日本政府と米軍の理不尽な支配を黙って見過ごす訳に行かないという気持ちがテイクの中では強い。沖縄だけでなく、原発事故や再稼働を進める姿勢に対しても同じだし、年金問題、非正規雇用の増大、大手資本への減税、庶民には増税などなどなどなど国民に目を向けない政治を許しておけないという気持ちに繋がっている。

昨日は「沖縄からの報告」として一級土木施工管理技士の奥間正則さんと沖縄平和運動センター議長の山城博治さんの話を聞くことができた。お二人の話を聞くために出かけたようなものだ。
奥間さんは高江のヘリパッド建設に関して監視・調査・記録を続けていて、貴重な資料の蓄積がある。短い時間しかなかったのでかいつまんだ話しか聞けなかったのがとても残念だ。

◆北部訓練場には ヘリパッドが15個もあるのにそれを使わないで、ヤンバルでしか見られない貴重な生きものたちが棲む森を切り開いてまで高江地区を取り囲むようにしてオスプレイパッドを作った。
◆ 米軍にとって不要な北部訓練場の一部を日本に返す返還式に間に合わせる為に突貫工事で仕上げたヘリパッドは、完成直後から法面(のりめん)が崩れて盛り土をやり直したり、排水が悪いために土がたくさん水を含み「ずぶずぶ」状態で、斜面から何本も出ている排水管からは晴れた日でも水が流れ出している状態だ。
◆ そんなヘリパッド=オスプレイパッドを使ってオスプレイの離着陸訓練が日々行われている。重量が270tもあるオスプレイが垂直に跳び上がる時に300℃の高熱が噴射され、張ってある芝生もすぐに枯れてしまい、ヘリパッド上は茶色く変色してしまっている。
◆ ・・・・・・・・・・その他諸々
プロジェクターで奥間さんの記録を画像で見せながらの説明で具体的によくわかる。最後に見せてくれたのは、仲間が撮影したというオスプレイが飛び立つ時の映像だ。近くの樹が右へ左へ大きく揺れている。葉っぱも飛び散る。音も大きい。映像では伝わってこないけれど、これに加えて空気振動がひどく、子どもたちの健康が損なわれみんな高江から出て行ってしまった。本土には伝えられないまま、こんなにひどいことが進められているのだ。

山城博治さんは昨年不当逮捕され5カ月以上拘束された。釈放されはしたものの、関係者には会うなと言われ、最初の2週間ほどは幽閉状態だったという。抗議して会ってはいけない人物が5人だか10人にだかに限定されたが、一番に跳んで行きたい辺野古や高江のテントには行けない。それならば沖縄の現実を伝えようとこうして全国を回っているのだと話す。言わば「当局公認の全国行脚だ」と笑わせてくれた。末期だった喉頭がんを克服してとても元気で明るくて楽しい。そして歌が何曲も出て来る。会場中が一緒に歌い大いに沸いた。

映画が終わって(この映画のことはまたの機会に書こう)、最後はカーミーズが再登壇して、山城さんも奥間さんも主催者のスタッフも客席の参加者もみんなでカチャーシーを踊った。沖縄から浦和まで来てくれたみなさんの、一人でも多くの人に今日聞いた話を広げていって欲しいという想いをしっかり受け取った。


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辺野古に新基地を建設するために海の埋め立てをする。埋め立ての為の土砂は2割が沖縄の採石場から、8割は県外から運ばれてくる。鹿児島県の種子島地区、奄美大島地区、佐多岬地区、熊本県の天草地区、長崎県の五島地区、福岡県の門司地区、そして山口県の黒髪島や小豆島の瀬戸内地区の7か所から現在は運び込まれている。それぞれの地元では「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」が作られ辺野古への土砂の運搬をやめるよう自治体に申し入れたり抗議をしたりしている。運輸産業労働組合や港湾労働組合も基地を造るための土砂は運ばないという決議をした。

こう言った各地での一つ一つの運動がキャンプシュワブのゲート前で毎日抗議を続けている沖縄の人たちの大きな支えになっていて心から感謝していると山城さん。他にも東京大阪千葉福岡愛知などから機動隊を送り込んでいるが、これは不当な警備活動の為に都府県民の税金を使って他県で仕事をさせているとして各都府県に監査請求をしている団体がある。東京都は門前払いだったので東京地裁に訴えたところ、裁判所が都に対してきちんと監査をするようにと通達を出したという。これも小さいながらも一つの前進だと山城さんは頭上に掲げた右手を大きく回して「イェ~イッ」と叫んだ。

諦めないで一つずつ乗り越えていくことの大切さ、広く連帯する手をつなぐことの大切さ、地道に監視を続けて記録を残すことの重要性を改めて教えてもらった。奥間さん、山城さん、ありがとう。



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埼玉会館の前で「九条俳句」市民応援団のメンバーがチラシを配っていた。9月6日の市民の集いと10月13日のさいたま地裁での判決言い渡しの知らせだ。那須に住んでいるけれど応援団に入ってます、会報も受け取っていますと言ったらとても喜んでくれた。テイクも思いがけなく「九条俳句」市民応援団の方々に会えて嬉しかった。10月13日には是非勝利判決を手にしたいものだ。


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