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日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




那須町議会総務委員会を傍聴してきた :: 2017/06/08(Thu)


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市民ネットのメンバーが提出していた「テロ等準備罪法(組織犯罪処罰法改正)案に関する意見書採択を求める陳情書」に関する審議が那須町議会総務委員会であった。どんな風に話し合いが進むのか興味もあり、傍聴者の人数も多い方がいいだろうと18氏と一緒に出かけた。

構成は委員長、副委員長、委員6名 4名。
それにしても、様々な情報を積極的に手に入れて真剣に考える気がないのか、国が言ってるんだから正しいと単純に思っているだけなのか、何だかな~なのだ。6人中4人が不採択の挙手をしたので、陳情書は採択されなかった。

意見の大半は、テロを防ぐためには必要だ、一日も早くTOC(国際的な組織犯罪の防止に関する)国際連合条約を批准するために必要な法律だ、TOC条約を批准していないのはG7の中で日本だけ・・・・という政府の口から出て大々的に宣伝されている内容。「この法律とTOC条約は関係ないと多くの学者が指摘しているし、世論調査によると懸念する国民の声が半数はある訳で性急に通してしまってはいけない」という委員が一人いたが、それに対する反応は無く、淡々と不採択が決まってしまった。

傍聴の定数が10人でそれを超えると委員長判断で椅子を足すなり部屋を変えるなりするとのことだったが、傍聴希望者が15人集まったので椅子を増やすように委員会外委員の共産党町議が掛け合い、椅子を4脚足して14人が傍聴した。全員が傍聴できるようにと掛け合っていた時、委員の一人 総務課長が「静粛に」と云うので共産党町議が「定刻前です」と抗議。テイクには身近でない、全く知らない委員たち。それぞれの委員の人と為りが近くで見られたし、それはそれなりに興味深かった。

国会で審議中のことなので、国に意見書を提出するようにとの陳情を那須町が受けるには無理があると発言した委員には驚いたな。お上には何も言えない、ってか?
終わってみれば、ま、あんなものだろうという感想だ。
市民ネットは栃木県北の町や市の議会に陳情書を提出しているので、那須町を皮切りにそれぞれの議会を傍聴する予定があるという。大きな歩みにはならないだろうけれど、議会を傍聴するという活動も何らかの力にはなる、かな?




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「初めての町議会傍聴」記 ② :: 2016/09/12(Mon)

翌日の午後1時より始まった町議会での質疑応答も傍聴をしました。
質問者は初当選の共産党の議員一人のみ。

質問項目は
1. 町おこし、定住について。 2. 那須郵便局について。 3. 旧田中小学校跡地利用について。

全国的に少子高齢化はどんどん進み、地方では人口流出が留まることがありません。
都市を除く日本中で「町おこし、村おこし」をどうする、と語られているような気がします。
NHKラジオのお昼の番組では、地方を回り毎日毎日その地方の町おこし、村おこしの取り組みを紹介しています。
その土地の特産物で工夫を凝らした食品を作り、名産品として売り出し通信販売もする。
「ご当地キャラクター」を作り、「ご当地アイドル」も誕生させ、観光客を呼び込み、その地域の経済を動かす。
地域地域で涙ぐましい取り組みをしているのがよくわかります。


質疑 地方創生の重点策である地域おこし協力隊の活動が1年経過したが、どう評価しているか?任期が終わってからの定住に対して町としてどんな支援をするのか?

応答 総務省から上限400万円の補助を受け3年任期で協力隊として活動してもらっているが、まだ短期間なので評価が難しい。

「地域おこし協力隊」は、2009年度に総務省が始めた地域おこし制度で、
『~意欲ある都市住民(若者等)を、地域社会の新しい担い手へ~』という謳い文句を掲げています。
(知らなかったのでネットで検索してみました。)
これを見ただけでテイクはまたもや「何だかなぁ~」気分に陥ります。
少子高齢化が進み、地方から都市への人口流出が止まらない根本的な原因は何?
単に補助金を出して定住をしてもらうという安易なやり方では解決できないと思うけれどどうなんでしょう。
(難しくてよくわからん)

質疑 町おこし、定住促進には総合的な施策が必要であるが、住宅政策、新規就農者への援助策、縁結び事業などの取組み状況は?


縁結び事業?
町会議員団は淡路島へ視察に行って、色々な解決策を見聞してきたとのことです。
一昔前に農家の跡取りに嫁が来ないと言って、集団お見合いなどを企画した時期もあったけれど、
情報がこんなに飛び交うようになったこの時代に、縁結び事業って有効なのかなぁ。

婚活(〇〇活と云う言い方は嫌い)パーティーなどを町主催で開いて、
そこで出会ったカップルがお付き合いして何組結婚したか把握する・・・
そんなことまでしなくてはならないの?
様々な疑問符が頭の中に満ちてしまってあれこれ考えていたら、
「ふるさと定住担当課長」の応えを聞き逃してしまいました。


二つ目は、観光シーズンにとんでもない渋滞に見舞われる広谷地交差点近くの郵便局のこと。
テイクんちに一番近い郵便局で、住人が増えて利用者も多い郵便局です。
駐車場は狭く、那須街道が混雑している時には出入りがとても難しい。
高齢運転手も多くなり、事故などが起きやすい環境になってきています。

質疑 那須郵便局駐車場の出入りが危険である問題をどう考えるか?

応答 確かに危険だ。管轄の日本郵便株式会社に町から問い合わせはしたがどうすることもできない。地域の4自治会の代表が関東支社に申し入れをしたことを承知もしているが、その後の動きはない。

質疑 近くの道の駅「友愛の森」敷地内に移転することで町民の安全と利便性を向上させる考えはあるか?

応答 町の一存ではどうともできない。


以前、「閉店になったコンビニエンスストア跡地に郵便局を移設して欲しい」という署名を住民が集めましたが、
署名活動だけでは力にならないかもな~~。
利用者としては何とか早く解決してもらいたい問題ですが、
町が住民の先頭に立って積極的に要請していくという方法しかないようです。



最後は、新テニスコート建設問題です。
現在、町には古いクレーコートが5面あります。
クレーコートだから雨が降ると当日はもちろん翌日、翌々日までテニスをすることが出来ません。
霜が降りる季節の12月から3月までは閉鎖されます。
オムニコートにしてくれるといいのにねぇとテニス仲間ではため息混じりに話しているのですが、
東京電力福島原発事故の後の除染などに予算を回したのでテニスコートは後回しになった、と云う話を聞いたことがあります。

田中小学校跡地に新しくテニスコートを8面建設するという話が持ち上がっていることを知って驚きました。
4億円かかる工事を宝くじ何とかかんとかの助成金3千万円を貰って、3億7千万円で進めるらしいのです。
今あるクレーコート5面をオムニに改修する工事なら予算は半額くらいになるという話。
じゃぁ、5面をオムニに改修すればいいのでは?というのは素人考えかしら。
ましてや財政は赤字。お金を使う優先順位をよくよく考えないと、
町民の為に使われるべき税金が無駄遣いになってしまいます。

事実、ある地区での住民と町長の懇談会で、
「防犯の為にLEDの街灯を設置して欲しい」と云う要望が出されたものの、
予算がないからと云う理由で実現されていないことが広報に載っていました。
素人の頭は、テニスコートより防犯設備じゃないの?と考えますが、
予算配分がもう決まっているので出来ないのでしょうか。
「軍備費はどんどん増やすけれど、お金がないので福祉予算は削る」図式と同じかな?

質疑 新テニスコートの目的は?

応答 今のコートは古く、地域の大会を開くにも狭すぎる。住民の健康増進にも役立つと考える。(生涯学習担当課長)

応答 テニス合宿に利用してもらうことを考えている。そうすれば観光客を呼び込める。(町長、副町長)

質疑 湯本近辺に宿泊し、下まで降りて来てテニスをするとは考えにくい。

応答 現在も町の体育館をスポーツ合宿に利用している団体があるし、それほど距離があるとは考えない。


テイクには結構な距離があると感じられますが、これは個人的な感覚。
だいたいテニスコートのあるペンションやホテルもある訳だし、
宿から離れた所でテニスをしようという観光客はどのくらい居るのかは疑問です。
それに、生涯学習課長と町長・副町長が答えた建設目的が違ってる・・・。
(テイクの胸の内)

ここでまた副町長の個人的意見。
「語弊があるかも知れないが、本を読む人口が少なければ図書館は要らない。テニスをする人が多ければテニスコートの整備充実はしなければならない。合宿などの観光客を呼び込む為におのずと必要になって来るのではないか。」
ん?ん?ん?
「図書館云々」は聞き捨てならない。(けれど、ちょっと横に置くとして)
テニスコートを何億もお金をかけて作るんだから、
調査をしてしっかり需要を把握し、
年間何時間くらい町民や観光客に利用されるかなどの試算をしてから計画を立てるのが筋道ではないのかなぁ。
質問する議員も応える町も完全な調査不足で実のある議論ではありませんでした。
とにかく一地域の話で済ませないで、全町民に情報を開示して納税者の声を聞いて下さい。

テニスをやる身としてはオムニコートを作ってもらえるのは嬉しいのです。
但し、半額で済むというクレーからオムニへの改修工事で充分だし、
税金の使い道の優先順位は少なくともテニスより防犯です。


ふぅ~~。
聞き流していれば何でもないでしょうが、
やりとりに疑問を感じてしまうと傍聴って疲れます。
傍聴して突っ込みを入れたくなるようなことがあったら、
ご意見箱かなんかで町に返していかなければ意味がないのだけれど、
そこまでする?できる?
投票した議員に働いてもらうのがいいのでしょうね。
面倒なんて言っちゃいけないけれど、面倒だと思ってしまう。


言いたい放題の初傍聴記はこれにて終わり。



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「初めての町議会傍聴」記 ① :: 2016/09/08(Thu)

9月5日、6日に町議会定例会の一般質問を一部傍聴してきました。
生まれて初めての傍聴です。

一番身近な町の政治くらいもう少し知っておくのがいいのではないかな、と考えたのは、
先の都知事選で出馬を断念した宇都宮健児氏と「希望のまち東京をつくる会」が、
都政を監視する活動の一つとして都議会の傍聴を長年続けてきたことを知ったからです。
じゃあ1825も・・・とその時は勇んだのですが、当日になったら少し億劫。
でもとにかく一度は経験してみなくては、と町役場に向かいました。

町役場の4階が議場で傍聴席は5階にあります。(そんなことも知らなかった。)
地元の高校生たちと一般の傍聴者でほぼ満席。
二日間の日程で8名の議員が質問をするとのこと。
午前10時開始で一日目の一番目は、原発事故後、放射能から子どもを守る活動を続けてきた「那須・希望の砦」から、
前回の選挙で初立候補初当選した議員です。

質疑 甲状腺エコー検査に関するアンケートの回答者のうち、90%の保護者が受けさせたいと考えていることが分かった。それを踏まえて、町は集団検診を実施すべきではないか?

応答 各自が医療機関で受ければ費用は町が負担することになっているので、それで充分だ。栃木県の「有識者会議」や福島でも、甲状腺がんは進行も遅く、発見する必要のないものだという見識が示されているし、発見されれば不必要な不安を煽るだけなので、町としては取り組む考えはない。


大まかに言えばこんな感じのやり取りがありました。
60分の持ち時間の半分以上をこの問題に費やしたものの埒のあかない平行線。

まず医療機関で予約を取り、
その後町に必要書類を提出し
医療機関で検査を受けて、
後日町から結果を聞くという流れなのだそうです。

多くの保護者が受けさせたいと回答したものの、
アンケートで「面倒だ」という回答が多かったのは恐らくこの煩わしさが理由なのでしょう。
町が集団検診を実施すれば多くの子どもたちが一度に検査を受けられるのに、
どうして町はそれを拒むのでしょうね。

副町長が手を上げ、個人的意見を述べました。
「子育てをしていて子供が熱を出せば、心配して仕事を休んででも医者に連れて行くのが親の心だ。
放射能の影響が本当に心配なら、面倒だなんだと言っていられないのではないか。」
これは一見正しいように思えるけれどおかしい。
(町議会の一般質問の最中に、副町長が個人的意見を述べるのもおかしいんじゃない?)

町民の不安を取り除くために、町民が望む形で手助けをしていくのが町のあるべき姿で、
「そんなに心配なら金は出すから自分たちの責任でやれ」とは何と冷たい言い方でしょう。
個人的な意見なんて言うから議論にもならない。

「情報があれば不安を煽るだけ」というのと
「ちゃんとした情報がないから不安になる」という意見が平行線をたどる。
検査の結果、何でもないとわかれば安心だし、
何かあっても医師の適切な指導を受けられればそれに越したことはないではありませんか。
と考えるのが一般市民の感情なんだと思うけど。
情報を隠すことが一番不安を煽るのだと事故後さんざん言われてきたのに、まだそんなことを言っているんですね。
何やってんだかなぁ~。



質疑 財政健全化に向けて歳出をおさえる為には、事務事業評価を的確にやる必要があるが、27年度は65事業のうち64事業が継続となった。事業への経営資源の投入も現状維持、或いは拡大になっているが、財政健全化への取り組みはこれでちゃんと出来るのか。

応答 64は重要事業だ。他の自治体の動きを見ながら(財政健全化計画を)進めていく。




この町も財政赤字に陥っていたのか・・・。
そんな昔の事ではないらしいけれど知らなかったのは町民として恥ずかしいですね。
その割には、(テイクが)知らぬ間に中古の金物店の建物を土地込み7000万円で購入したりして大丈夫?
今まで関心を持っていなかったから、税収入がどれくらいでどのように使われているのかも知らないので、
この質疑応答を聴いてもよくわかりません。
継続が決まった64の事業とはどんなもの?打ち切られた事業は何?
わからないなりに思うのは、他自治体の動きを見ながら・・・とは自主性・主体性がないのねぇと云うことです。

これで一人目が終了しました。
二人目の議員の持ち時間は50分。

「シニア世代の活躍について」の質疑でしたが、どういう目的があっての質問か不明瞭で、
定年後の就業活動状況や社会参加、シルバー人材センターの登録状況と現状、新規起業者の状況、
シニア団体(「老人会」と云う言葉は嫌がられるので使わないらしい)の加入促進状況などなどなどなど。
応えは数字で示されてこの件に関する質疑応答は終わりでした。ナンジャラホイ。
次は公用車について。

質疑 町長は通勤に自家用車を使っているが、公務送迎の取り扱いをどのように考えるのか。今後自宅送迎を復活させる考えは?

応答 通勤などには自家用車を使い自分で運転をすると公約に掲げたし、今後もこのやり方を変えるつもりはない。

質疑 自治体の長は黒塗りの大型車を公用車として使うのが普通だ。町長の自家用車は白いプリウスで、何かあった時に町長を守れるのか不安だ。香川県だったかのどこかの町長が自分で運転していて死傷事故を起こし辞任したというニュースもある。自家用車通勤は止めるべきではないか。

応答 近いので自宅から4~5分で来られる。自家用車使用を止める気はない。もちろん私用では公用車など使わない。



二つ目の質問でこんな風なやり取りがあったんだけれど、
いい事じゃないですか、町長が自家用車通勤とは。
仕事で遠出をしなければならない時は運転手つきの公用車というのはわかるけれど、
4~5分の距離の自宅と役場間を毎朝毎夕送迎なんて、必要ないでしょう。
それも「黒塗りのクラウンみたいな大型車」な~んて、体裁を気にする見栄っ張りじゃない?
職員が仕事で使う為に町が所有する公用車は六十数台あって、
維持費などに1640万円かかるという数字が総務課長から挙げられました。
その利用状況などを質問して、省ける無駄は省きましょうと導き出せば良かったのに、ね。


こんな感じの町議会初傍聴でした。
傍聴席では喋ってはいけないという規則があるので、
議員とそれぞれの部署の課長や町長、副町長の質疑応答を、
時々メモを取りながらただじっと聞いていた訳ですが、
突っ込み所がたくさんあるのに突っ込めないのは何ともじれったい、
傍聴者が発言できる時間もあればいいのにね~、というのが1825の実感です。
でも、議会だよりを読むだけよりは雰囲気がわかって良かったかな?というのは25。
だって、副町長が2度も「個人的な意見ですが」と発言したり、
30分以上も質疑応答を繰り返しても、町がどうして集団検診を拒むのかを聞き出せないという状況は、
議会だよりでは伝えてくれないですから。
18氏は「疲れた」とぼそっと言っておりました。

午後からの傍聴はパス。
翌日の午後の傍聴に出かけることにして、黒磯駅前の「冨陽」で美味しい蕎麦を食べて帰ってきました。


icon九条守れ

さいたま市の女性の句。
教育委員会は公民館報への掲載を拒否しています。


その他にも「9条」取り扱い拒否が様々な形で広がっています。

「九条俳句」市民応援団ができました。



  1. 那須町のこと
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