Joy Luck Club

日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




「須賀敦子の手紙」 :: 2017/02/28(Tue)

須賀敦子の手紙 
1975-1997年 友人への55通
(つるとはな)



好きな、大好きなエッセイスト須賀敦子が亡くなって19年になる。テイクが彼女のエッセイを初めて読んだのは2013年のことで、亡くなってから15年ほど経っていた。

この本には、その須賀敦子がすま & ジョエル・コーンさんに宛てた手紙が納められている。須賀が夫・ペッピーノを亡くしてイタリアから日本に戻ってきたのと同じ頃に、ジョエル・コーンさんはアメリカから日本文学の勉強をしに日本に来た。須賀が慶応大学で留学生の世話をしたり相談に乗ったりする部署にいた時にジョエルさんと須賀敦子は出会った。おすまさんことすま・コーンさんと須賀敦子との出会いは73年12月に須賀が開いたパーティーに後の夫となるジョエル・コーン氏と共に参加した時だ。その後、須賀は一回りほど年下のすまさんを親友と呼ぶようになり、亡くなるまで心の支えとしていた。


february18.jpgfebruary17.jpg



すま&ジョエル・コーンさんが公開を承諾した手紙55通が写真で紹介されている。書簡の写真がとてもきれいに撮影されているので須賀敦子の文字が読む者の目にそのまま生き生きと映る。手紙の内容は近況報告などが主体で、愉快で楽しい表現もあちこちに見られ、一味違った須賀敦子に触れることができ須賀ファンとしては嬉しい。

例えば、1977年8月12日の手紙では、メダカを飼っていることを書いて、
〔たまごは、うんでしばらくしてから別の容器に入れてやらないと親たちが、もう忘れてしまって、すてきなごちそう、キャビアかナ、いくらかななんて言って食べてしまうのです。よく考えれば変な人たちです。〕と愉快な注釈を入れたり、イタリアの評論家が書いたものを翻訳していることに触れて、「・・・・バカげてむづかしく、何を訳しているのか自分にもよくわからなくて、こんなものをする気はないけれどたのまれたので仕方なくやってしまった。ずいぶんあたりまえのことを言うのに難しい言い方をする人がいるのだなァ、これは、やっぱりデカダンスではないかと言う気がしました。古典の簡潔さを求めること、簡潔な文章を書くことの勇気を持ち続けたいと思いました。」と翻訳することの苦労なども書いている。

慶応や上智大学で教えていた須賀は、面倒くさい人間関係ややる気のない学生たちの愚痴を時々すまさんにこぼした。
インテリ女にはなりたくないというようなこともこんな風に書く。「・・・・・ひょっとしたら自分は勉強をするのが好きなのではないかと突然一種の恐怖におそわれたりします。昨日一寸用があって日本橋三越へ行きましたが、地下鉄をおりたところの鏡にうつった私の顔はインテリ女みたいだったので心からぞっとして助けてくれというかんじでした。勉強してもインテリ女にならないように、ちょうど雪解けの道を水たまりをとびこえながら走って行くように、インテリという水たまりに落ちないように―――生きたいのですが。」



ジョエル・コーン氏に宛てた最後の手紙では、ガンバレとかガンバ!という言葉が嫌いだと書いている。では代わりにどう言えばいいか・・・「しっかり!」「まあ、しっかりするのね」「大丈夫よ、きっと」とかはどうだろう。「しっかり」「しっかりね」がいい、でも古い語感だ・・・混乱してきた・・・と。放射線治療中で体調はあまりよくなかった。
「もっといろいろ書きたいけど少し疲れたので今日はこれで止めます。元気でいてい下さい。たぶんこの『元気』という言葉も『つつがなく』なんて書いていた時代の人たちは身ぶるいしたに違いない。元気ということばも全体として、あまりすばらしい語でもないようにも思いますね。きりがないから、さようなら。」

この手紙の2か月後に退院し、3か月後に再入院。その半年後に69年間の人生の幕を閉じた。


青インクで書かれた丸っこい字。
親友だけに吐き出せる悩みや愚痴や独りで生きる辛さ(と言っても、彼女はそんなに弱くはない)。
そしてユーモア。
どの手紙を読んでも須賀の日常や精神状態が垣間見え、須賀敦子の人生に僅かながら入り込むことの出来る貴重な書簡集だ。何度でも読み返したくなる。

2月23日読了     








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「国会論戦〜珍プレー!好プレー!2017常会」 :: 2017/02/26(Sun)

先日、TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』の2月20日放送分ををご紹介した。
今日は同じ番組『荻上チキ・Session-22』の2月24日放送分をご紹介しよう。

~ しどろもどろの大臣、怒鳴る委員長
一方で本質をついた鋭い指摘も
『国会論戦〜珍プレー!好プレー!2017常会』 ~


この様なテーマで放送された番組のゲストは法学者の木村草太氏。
国会審議の録音を聴きながら論評を加えるという方法だ。
質疑と応答の両方を流しているので国会での審議の様子がよく分る。
ニュースで流されるのは部分的なものが多いので印象が異なるが、
この様に両方をちゃんと流せば、どっちがおかしいのか一目瞭然なのだ。

「衆議院インターネット審議中継」
に行って、
カレンダーから聴きたい日にちを選んで、
聴きたい委員会を選び聴きたい議員を選べば、
関係閣僚とのやり取りがちゃんと聴けるので、
観たい番組がない時や時間がある時には観てみる価値は大いにある。
政府がいかに酷い答弁を繰り返しているのかがよく判る。


まぁそれは置いといて、
今回の番組で木村草太氏と荻上チキ氏が、
今国会での今のところのポイントを一つ一つ取り上げて意見を述べ合う構成が面白い。
これもおそらく1週間の配信だと思うのでお早めにどうぞ。




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雑木林の色 :: 2017/02/25(Sat)

冬の間枯れていた雑木林が色を変え始めた。
雑木の上の方の細い枝先が、昨日よりは今日、今日よりは明日という風に
少しずつ少しずつ若緑の前の前の前の随分手前の、
わかるかわからないかくらいの小さな緑色になってきている。
3月になればもっと速度を増して林の色が春に変わっていく。
ああ~胸が苦しくなるほど嬉しい春本番前の訪れ。

朝のウォーキングから帰って家に入る前の庭徘徊が今日から始まった。






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「ある小さなスズメの記録」 :: 2017/02/22(Wed)

小学校4年生だったか5年生だったか、ベランダに弱ったスズメの雛を見つけた。
換気用の桟に作られた巣から落っこちたようだ。(或いは落されたか。)
ダンボールに入れて脱脂綿に水を浸して嘴を開いて水を垂らした。
意識はあったようだからちゃんと反応したのだけれど、さてさて何を食べるんだろうスズメって。
母と姉妹弟が大慌てで考えて、一番に思いついたのがお米。
米粒は固くて食べないので、ご飯粒を潰して少しだけ口に入れたら、結構旺盛に食べたのだ。
それからはどんどん元気になって、チュンコという名前を呼ぶとダンボール箱の底から見上げるようになった。

箱から出してやると部屋の中を飛び、人間に近づくようになった。
そろそろ外の世界に返してやる頃だと母に言われて庭に連れ出して地面に置いてみたけれど、
飛び立つどころか人間にくっついて自分も一緒に家の中に入って来てしまう。
こちらも懐いたスズメ、チュンコが可愛くて手放せなくなってしまっていた。

そんな風にして共同生活が始まり、
夜だけ段ボールの箱に入れて、あとは部屋の中に放した。
子どもが学校に行っている間は母と遊んでいたのだろう。

宿題をやっていると部屋の隅からノートの端に飛んで来て、
鉛筆につかまろうとしたり、肩にとまったりした。
ほんとうによく懐いて可愛かった。


一年以上一緒に居たけれど、ある日学校から帰ったらダンボール箱の底で冷たくなっていた。
母が部屋の掃除をしようと段ボール箱ごと庭に出していたら、猫が来てやられてしまったらしい。
あの時は姉妹弟三人が泣いた泣いた。




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19世紀末、イギリスに生まれたピアニストのクレア・キップスが保護したスズメの雛を慈しみ育て、家族として友として一緒に暮らした12年7カ月余りの記録だ。小さなスズメはクラレンスと名付けられたけれど「坊や」と呼ぶときにだけ返事をした。時は第二次世界大戦中、空襲が激しくなった頃で、クレア・キップスも市民防衛隊員として活動していた。小さなスズメはキップスに連れられて、戦時下で暗くなりがちな子供たちや大人たちを訪ね、芸を披露して人々を慰め、町の人気者になった。ピアノの練習をしていると、スズメはクレアの手に乗ったり鍵盤の上をを歩いたりして、やがてはピアノの音に合わせて歌うようにもなった。

クラレンスは日本に生息するスズメとは異なるイエスズメで寿命は3年ほどだという。12年以上も生活を共にした友を失ったクレア・キップスの哀しみや寂しさはどんなにか深かっただろう。彼女の友人である詩人のウォルター・デ・ラ・メラもスズメとの生活ぶりを詳しく記しておくようにと勧めてくれた人たちの一人で、この本が出版されたとき、『人は・・・このような言葉を持たぬちっぽけな羽毛の塊が』心の底からの愛を持てるのだろうかと自問自答してしまうだろう。クラレンスは神の言葉を伝える大天使ガブリエルでもあると、批評文を書いた。クレア・キップスと小さなスズメとの日々が飾り気のない文章で記録されている。

原題の「Sold for a Farthing 」は、本書で引用されているマタイ伝十章二十九節『スズメは二羽まとめて一銭で売っているほどのものである。しかし、そういうスズメの一羽ですら、主の許しなしでは、地に落ちることもかなわないではないか。』からきているという。
「この箇所は、聖書のページの中で、それぞれ個性をもった被造物が、創造主にとってどんな価値を持っているかを、驚くほど具体的に明らかにしている啓示の部分である。」(124ページ)
「日々の読書」と題する写真には小さな本のそのページを静かに見つめている年老いたクラレンスが写っていて、キップスは「これはいわば彼の短い説教であり、懐疑と不安に満ちた人類への別れのメッセージとも思われる。」と書く。

ルカ伝十二章六節(五羽のすずめは二アサリオンで売られているではないか。しかも、その一羽も神のみまえで忘れられてはいない。)が出典だと梨木果歩さんが語ったインタビュー記事があるらしいが見つからなかった。

どちらにしてもSold for a Farthingとは、スズメのように小さな命にも貴重な価値がある、と云うことなのだろう。この本の内容を充分に表している。
2月21日読了





Sold for a Farthing 
ある小さなスズメの記録 
人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

クレア・キップス
梨木果歩[訳]

文藝春秋







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TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』 :: 2017/02/21(Tue)

荻上チキさんという評論家がいらっしゃるのだそうだ。
その人のラジオ番組があるのだそうだ。
いつも立ち寄らせていただいている志村建世さんのブログの2月21日付の記事で、
荻上チキさんのTBSラジオ『荻上チキ・Session-22』のことを知った。
国会でも取り上げられ始めた国有地払下げ問題で名前の挙がっている森友学園。
2月20日の放送では、理事長の籠池泰典さんが電話で出演し荻上チキさんのインタビューに応じた。
1週間聴ける音声と一部抄録書き起こしがあるというので、
『荻上チキ・Session-22』のサイトに行って、インタビューを聴きながら抄録も読んでみた。

一市民として、何だか胡散臭いんじゃない?とテイクは思っている。
インタビューでは籠池さんがもにょもにょと話す部分もあり、
やっぱり臭うわねという印象だけれど、真相はどうなのか未だわからない。
見過ごすことの出来ない大きな問題なのは確かだ。
アベさんも「自分が関わっているとしたら議員も首相も辞める。」と仰ってるんだから。

金正恩のお兄さんの話ばかりで盛り上がっていないで、
新聞社もテレビ局も公正に徹底的な取材をして、国有地払下げ問題の闇の部分を国民の目に晒しておくれ。
日本の報道は腐ってる、なんて言わせないでおくれ。







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神道の虚像と実像 :: 2017/02/20(Mon)

ゴミだしに出た途端、雪が舞い落ちてきた。
見る見る間にひどく降ってきて、アッという間にちょこっと積もった。
(変な表現だけど、そんな感じ。)

これじゃ今日のテニスはないね、ということで早々に晩ご飯用のカレーを仕込む。
玉ねぎを30分炒めなければならない。
鍋に向かっているだけじゃつまらないので、動画を観ながらやろう。
IWJで岩上安身氏が井上寛司島根大学名誉教授にインタビューしているものがあったので、
それをちらっと見ながら聴きながら準備を始めた。
(一口大に切った鶏肉にヨーグルトとカレー粉をまぶす。生姜のみじん切り。玉ねぎの粗みじん。)

日本会議が言っている皇紀2677年、日本が建国されてそれだけ経ったということ。
初代天皇が神武天皇。神話の中の人物を実在した人物だと言っている。

テイクは詳しく知らない。
なのでこの動画はかなり興味を持って観た。
長いけれど面白かった。(古代編だけで3時間58分くらい)
玉ねぎの30分間炒めは18氏の方が得意なので、
3分ほどで交代してもらって結局テイクはテレビ画面の前でじっくり観た。テヘッ。



動画の導入部分16分ほど。↓

(続きは会員にならないと観ることが出来ない。)

『古事記』『日本書紀』、そしてアマテラスの起源・・・「国家神道」のルーツを探る!






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「ジャッカ・ドフニ」 :: 2017/02/19(Sun)






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ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語
津島佑子 著  (集英社)


アイヌの母と和人の男との間に生まれたチカップ(アイヌの言葉で鳥)。ハポ(アイヌの言葉で母)のことは覚えていないけれど、時々小さな透きとおる声でルルル ロロロ・・・と出てくる「歌」がハポが歌っていた子守唄なのか。ハポが亡くなったあと、チカ(チカップの愛称)は函館の旅館で育てられ、3歳の頃、子どもたちに軽業をさせながら北海道に巡業に来ていた親方に身売りされる。

金鉱労働者に混じり布教活動をしていたポルトガル人パードレ(宣教師)に津軽海峡を渡る船の中で出会ったチカは、親方から逃れ津軽のかくれキリシタンの村の少年・ジュリアンと一緒に、いくつものかくれキリシタンの村で世話になりながら何年もかけて長崎に向かった。ジュリアンはポルトガル人が運営する教会のあるアマカウへ行ってパードレになる勉強をして、また日本に戻ってくるという大きな目的を持っていた。江戸時代、キリスト教は禁止されていて信仰が見つかれば棄教を押し付けられ、拒否すれば殺される。そんな時代に、江戸幕府の迫害から逃れ憚ることなくキリスト教信者として生きる為に、そしてジュリアンのようにパードレになる為に、危険を冒してアマカウに渡ろうとする人々がいたのだ。

ジュリアンはチカを妹のようにかばい、チカはジュリアンを兄のように慕い、他のキリシタンたちと支え合いながらアマカウで生きる。何年か後、アマカウから追放された日本人信者たちはバラバラになって海を渡った。
チカはジャワのバタビアに渡りそこで結婚し子供を産み、その子らに思い出したいくつかのアイヌの歌を歌い聞かせて育て、日本海を回って北海道に向かう舟に乗せ、その子らはきっとアイヌの地で駆け回っているだろうことを祈り、その姿を思いながら六十幾年かの生涯を終える。ジュリアンがアマカウの教会に留まったのか、何処かへ渡ってパードレになる勉強を続け、日本に戻れたのかは最後までわからない。



このチカとジュリアンの大きな物語を挟むように、「わたし」が福島の原発事故のあとに訪ねる2011年の網走のこと、1985年の「あなた」が息子のダアを連れていった網走のこと、道東の湖を訪ね歩いている二十歳の「わたし」のことが語られている。
ダアと訪れた「ジャッカ・ドフニ」で撮った写真は8才で亡くなってしまうダアの墓室に飾られる。ジャッカ・ドフニとは「大切なものを納める場所」という意味のサハリンの原住民・トナカイ遊牧民のウィルタの言葉。「わたし」とダアが訪ねたのはウィルタのゲンダーヌさんの所だった。

サハリンの原住民は第二次世界大戦時に日本軍として徴兵され、ロシア国境で戦った。戦争が終わると日本人ではないとして保障を受け取ることが出来ず、仕方なしに「北川源次郎」という日本名で網走に移住したゲンダーヌさん。ここにもまた虐げられる少数民族の姿がある。アイヌ民族は和人に土地を奪われその文明も否定され細々と伝統を繋いできた。キリシタンも長く迫害され、信仰を隠して生きなければならなかった。

「ジャッカ・ドフニ」   虐げられる者、抑圧される者、差別される者、異端視される者・・・あらゆる弱き者の大切な何かを納める空間、時間だけが静かに流れている。

オホーツク海、南シナ海、日本海。海の記憶の物語。
「パードレしゃま」「兄しゃま」という幼いチカの声と、ルルル ロロロ・・・・・ハポの子守唄が耳から離れない。


1月中旬読了   






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冬と春の境目 :: 2017/02/18(Sat)


昨日の朝のウォーキングの時、鳥たちが嬉しそうに啼いている声が
あっちの木、こっちの木から聞こえてきた。
ガビチョウ(通称ガビちゃん)と雉は声だけ。
ヤマガラとコゲラとシジュウカラは姿も確認した。
鯉の養殖用池にはキンクロハジロとカルガモが来ていた。

朝の光が気持ちいい。
青空が気持ちいい。
空気が美味しい。
空を仰いで朝日を浴びて空気をいっぱい吸いこんで、ああ幸せ~~と思う。

昨日までの数日は春の服装でテニスが出来た。
今日は予報通り風も冷たくちょっと寒いけれど、
もう真冬の寒さじゃないなと実感できる寒さ。
光だってもう春だし、空気にも早春の香りが混じっている。

チューリップの芽が出始めた。
クロッカスも水仙もちゃんと顔を出している。
冬の剪定が終わった薔薇にはちっちゃな赤い芽が力強く出てる。
冬と春の境目、ワクワクして胸が膨らむ季節だ。





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映画「沈黙」 :: 2017/02/15(Wed)

観ようかどうしようか迷っていた映画「沈黙」を観てきた。
遠藤周作の小説は読んでいないけれど、予告編を観たり、評判を聞いたり読んだりして興味を持っていた。
躊躇していたのは改宗を拒む隠れキリシタンが拷問され殺されるシーンを観たくなかったから。
それでも、観た。
津島佑子の「ジャッカ・ドフニ」の中の場面と重なる部分もあって、
隠れキリシタンが置かれていた状況・情景を自分なりに頭に描いていたので、
映画を観る助けになたような気がする。

日本が舞台なのに英語で喋る百姓や役人。
ポルトガル人なのに英語で話す宣教師。
ポルトガル語もほんのちょっと出てくるし、
日本人同士では日本語で話して、パードレと話す時は英語を話すし、
気にしだしたらかなり違和感があることは確かだ。
色々突っ込む部分もあるが、途中から気にしなくなったのは、
それ以上に映画の出来が良かったからかも知れない。

18氏は日本外国特派員協会で開かれた記者会見での
浅野忠宣(通詞)、窪塚洋介(キチジロー)、イッセー尾形(井上筑後守)の話を聞いて
観てみようと思ったという。
テイクは映画の前に見るのを止めて、帰ってきてからその記者会見を見てみた。
中々興味深い記者会見で、
原作と映画と役に対する俳優たちの解釈を聞くのも悪くない。





原作も読もう。





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Please look at me. :: 2017/02/13(Mon)

ネット上で話題になっている安倍首相の変な顔写真。
どういう状況なんだろうと色々探していたら、
そっかぁ、そういう状況でこのだったのか.
納得。

取材陣を前にトランプとアベが握手している場面。
写真撮影向けの握手だから長い。19秒だって。
日本の記者がシャッターを切りながら「こっちを見て下さい」と言ったら、

トランプ:「What are they saying?」 
アベ:「Please look at me.」

この会話のあと、トランプがアベの顔をじっと見ながら握手を続けるのだ。
(そりゃそうだよね、「私を見て」と言われりゃ君を見るよね)
握手が終わった後のアベの表情がこれという訳だ。
「あ~あ、ボクちゃんの英語が通じなかったんだなぁ、トホホ」と言う気持ちを隠してる顔かな?
動画はこちら
このアベの顔が世界中に広まっているようだ。
日本ではどう?
少なくとも今晩のNHKラジオの7時のニュースでは、最後にトランプが「strong hand」と言った声と
アベのよく分らない笑い声が流れただけだった。
テレビでも「 Please look at me. 」という場面やあの顔は流さないだろうなぁ。


国会で、官僚が書いた答弁原稿の「云々」が読めなくて「でんでん」と読んだ事件よりはましなような気がするけれど、通訳を付けずに「ゴルフ外交」なんてやってて大丈夫なんだろうかと心配してる。
笑ってごまかさないようにね。
(15日朝刊には通訳が同行と書いてあったので訂正する。どっちにしても、「ゴルフ外交、ゴルフ外交」って浮かれるのって可笑しいよ。)


予想通りアベの支持率はまた上がった。
首相も首相なら国民も国民ということだ。




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フィレンツェ、 ラジオ、 繋がり。 :: 2017/02/12(Sun)

NHKラジオの毎週末(土・日)の夕方5時から放送される「地球ラジオ」という番組がある。
テイクは晩ご飯の準備をしながら聞き流しつつ、面白い話には聞き入ったりする番組だ。
世界に散らばる日本人が情報を寄せる番組で色んなコーナーがある。
反対に、世界のあちこちから日本に来て在住している外国人をスタジオに招いて、
お国自慢や料理の話などを聞くコーナーもある。

数年前に初めて読んだ須賀敦子という随筆家の「ミラノ 霧の風景」に惹きこまれ、
それ以来、彼女の本を読み漁った。
雑誌で特集があれば迷わず買い込み、最近出版された書簡集も買って今読んでいるところだ。
そんなこんなでイタリアに行きたいな行きたいなと思って
イタリアに関する情報を集めている時に目に留まったのが、
イタリアのフィレンツェに住むchihoさんという方のブログ「フィレンツェ田舎生活 2」。
(「2」へ引っ越す前の「フィレンツェ田舎生活」の記事も読んだ。)

フィレンツェ市街を中心に仕事で飛び回っているけれど、
住まいはフィレンツェの郊外の小さな村の丘の上。
不便なこともあるけれど、それを楽しみながら羨ましいほどゆったりした気持ちで、
ご主人・お嬢さんと3人で日々を送っている方だ。
フィレンツェの街の様子もさることながら、ご家族やその村での出来事などが紹介されいる。

そのchihoさんが「地球ラジオ」の「世界のイチメン」というコーナーで、
小さいけれど最近話題になっているニュースを伝えるという。
お会いしたこともなく、ただ一方的に訪ねていたブログの主の声が聴ける。
それも、長年読んでいたのに、コメントを初めて書いたのが数日前だったのだ。
何か不思議ではないか。
「地球ラジオ」のHPに写真も掲載されたのでお顔もわかった。

こんな風につながることもあるんだなぁ。
愉快。

*「前回の放送を聞く」というタグをクリックすれば、今晩の0時以降1週間聴けるので興味があれば是非どうぞ。
このコーナー・「世界のイチメン」は番組の一番初めに放送された。



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「プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年」 :: 2017/02/11(Sat)



「プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年」
アン・ウォームズリー 著 向井和美 訳   (紀伊国屋書店)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カナダのトロントに住むジャーナリストの著者が友人・キャロルに依頼されて一年間だけボランティアとして手助けをした刑務所での読書会の記録。刑務所という事情もあってプライバシーを保護する必要から、キャロルとアン以外は仮名を使っている。


著者のアン・ウォームズリ―には、夫の赴任先ロンドンで生活していた時、強盗に襲われるという経験がある。大きな男に首を絞められたので声がしばらくでなくなり、もちろん、PTSD(心的外傷後ストレス障害)から脱するのに長い時間がかかった。だから、キャロルから手伝ってもらえないかと依頼された時には迷った。が、「事情は事情として、どう、手伝ってもらえないかしら。」との言葉に、読書好きなジャーナリストとして刑務所での読書会に興味が湧き、引き受けた。

『読みかけの本を残して出所してはいけない。戻って続きを読みたくなるからだ。』 (刑務所の言い伝え)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

読書会は月に一度開かれる。アンがリストを作りキャロルが候補となった本を手配する。参加者全員に同じ本を渡し、次の読書会で話し合うという形だ。「体じゅうにタトゥーのある男たちが18人ほど集まって読書会を開く場所は本館ではなく」、看守もいない、防犯カメラらもない別棟だった。恐怖心の為、初回の読書会のことをアンはほとんど覚えていない。

「恐怖心は偏見から生まれる。社会に存在するひどい不公平の根源には、こうした恐怖心があるものだ。もし受刑者たちがみずからの善をたずさえて読書会に参加し、たとえひとときにせよ、その時間だけは別の人生を生きようとしているのなら、キャロルにならってわたしも彼らの努力に敬意を表すべきだろう。」

こうして始まったアンにとっての刑務所読書会は、次第に彼女の受刑者を見る目を変えていく。キャロルが参加できない時には不安を抱えながら一人で出かけることもあった。何ヶ月か後には軽警備施設のビーバークリーク刑務所での読書会にも関わることになった。コリンズ・ベイ刑務所の読書会でリーダー的な存在だったグレアムとフランクがビーバークリークに移ったのを機会に、ここでも読書会を開いてはどうかとキャロルが彼らに提案したのだ。久しぶりに会ったグレアムとフランクは、刑務所では規則違反なのだがアンに手を回してきた。「わたしににとって人生初の、受刑者とのハグだ。」

1年の間、二つの刑務所での読書会に参加したアンは、メンバーのすべてという訳ではないけれど次第に友人のような関係が築かれていくのを感じる。軽警備施設から更正施設に移り、社会に戻るために、どこかで監視している警察官の目を感じながらも、少しずつ自立した生活を営む訓練を続ける何人かの受刑者たち。その過程では職業に就くために大学で勉強する者もいる。家族とやり直すために手に職をつける者もいる。キャロルはもちろん、アンも二つの読書会で仲間だった受刑者たちのその後を案じ、時々会って本の話などをする。キャロルは云う。更生させるために読書会を開くのじゃない。本を好きになってもらいたいの。


読書会で受刑者が出し合う感想や意見、深い考察は、熟読した結果だ。アンも時々、「そうか!」と自分の読後感との違いに驚き納得したりする。その体験をまとめて出来上がった本が『プリズン・ブック・クラブ ~ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』だ。たくさんの様々なジャンルの本を読んだ。受刑者たちはありきたりの薄っぺらい内容を求めていない。「その場しのぎの、ただ面白いだけの小説にはもう興味がない。著者がなにを考えてるか、どんな語り口で表現してるかを知りたいんだ。」シドニィー・シャルダンなどのふつうじゃない人間の話じゃなくて、現実的な人生の話がいいんだ。

面白い本だった。取り上げられた本の数が多い。どれも読みたくなるような、そして、受刑者たちと一緒に読書会に参加しているような気分にさせてくれる作品だ。

訳者のあとがきの中で「プリズン・ブック・クラブ」のホームページが紹介されていた。わ~~ぉ。プリズン・ブック・クラブがより具体的にイメージできる。右上の「三」みたいなアイコンをクリックするとメニューが現れるので色々見るとさらに具体的なイメージが・・・。


2月8日読了

スキャンした時にはくっきりしてるのに、取り込むと何度やってもこのようなピンボケになってしまう。
何故?こんなこと初めてだ。

表紙の雰囲気って大事だと思うから、ボケていても載せてしまおう。


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〈主な登場人物〉 (仮名)

・ドレッド=ジャマイカ出身。薬物がらみの事件で服役中。カナダを代表する作家マーガレット・アトウッドを愛読

・ベン=カナダ生まれ。ジャマイカ育ち。故殺により4年の刑。『スモールアイランド』をおもしろく読んだという

・フランク=イタリア出身。発砲事件により10年の刑。好きな本は『またの名をグレイス』

・グレアム=『ヘルズ・エンジェルス』元メンバー。薬物売買と恐喝により17年の刑。好きな本は『サラエボのチェリスト』

・ガストン=連続銀行強盗により6年の刑。好きな本は『ガーンジー島の読書会』

・ピーター=コンビニ強盗により4年の刑。好きな本は「怒りの葡萄』と『二都物語』

・マイケル=トロントの南アジア人居住地出身。麻薬密売により服役中





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「お笑い芸人VS原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日」 :: 2017/02/10(Fri)










この夫婦漫才の二人の行動力には、もう驚くばかりで圧倒される。
東電の記者会見に事故後1ヶ月くらいから参加して、それをずっと続けている。
それは知っていたけれど、そしてドイツのメディアでも取り上げられたのも知っているけれど、
ちょっとやそっとの努力ではないことがよく分った。
お笑い芸人の身で・・・、女なんだから・・・、素人のクセに・・・などなど、
記者会見を行う東電職員や規制委員会委員はもちろん、
記者会見で質問をする報道取材陣からも差別を受ける。
「負けるものか」という強い気持ちが、
子どもへの放射能の影響を心配する福島県の母親たちや住民、
原発の作業員を惹きつけた。


オシドリ・マコさんの頭の切れる回転の良さが観ていて気持ちがいい。
オシドリ・ケンさんの温かいサポートも見逃せない。
NNNのドキュメンタリー番組。
必見!




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  1. 反原発
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愉しむ :: 2017/02/09(Thu)

昨夜は宇都宮の栃木総合文化センターで狂言を鑑賞してきた。
毎年、この時期に開かれる「万作の会」だ。
雪が心配だったけれど、降らなくて助かった。

今年の狂言講座は、野村萬斎の担当で、
演目「萩大名」と「六人僧」の、大まかな筋と使われる言葉などの説明があった。
面白おかしくわかりやすく説明してくれたけれど、声が低くて聞き取れない部分も・・・。
まぁだいたいが1825の席が二階の22列目なのだからとても高い位置で、舞台からかなり離れている。
チケットを買うのが遅かったので選択肢が余りなかったのだ。仕方がない。
2000人収容のホールは狂言を楽しむには大き過ぎる。
通常は600人ぐらいを相手に演じていると言うのだから、印象も違うのだろうなぁ。
野村万作は年々声に張りがなくなっているのがわかる。ちょっと寂しい。

家に帰りついたのが9時40分ごろ。
少しだけと思ってワインを飲みだしたら、何だかんだと話が弾んで
(と言おうか、馬鹿馬鹿しくもまじめな話が長引いて)随分飲んでしまった。
酔いが回っていい気もちになって、寝たのが12時過ぎだ。
とても5時起きは無理なので、目覚ましをかけず起きたい時に起きようと決めて寝る。

今朝は8時ちょい前の起床。たまにはいいさね。
雪も降っているしテニスは出来ないし、
久しぶりにハガキ大の用紙に絵を描いて、昨日蜜柑桃さんから届いた葉書への返事を書く。
これまた愉し。



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  1. 雑記
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「すべての政府は嘘をつく」 :: 2017/02/07(Tue)

土曜日の朝、7時20分からNHKFMで放送される、
ピーター・バラカンの「ウイークエンドサンシャイン」という番組が好きだ。
(テレビを観ないから朝はFM放送を聴いているが、その中でもこの番組はテイクのリストの上位にある。)
4日の「ウイークエンドサンシャイン」の中でバラカンさんが、
1月30日からBSで四夜連続で放送された「シリーズ トランプ大統領 誕生の深層」がおもしろそうだと取り上げた。
(ちゃんと録画したので後でゆっくり観ると言っていた。)
三夜と四夜に放送された「すべての政府は嘘をつく」は映画にもなったそうで、
2月4日に上映会があり、その後に開かれるシンポジウムの情報もバラカンさんは紹介してくれた。
シンポジウムのハイライトはこちらで観ることができる。
全編を見たい時にはIWJを支援するためにも会員登録を!

もう消されたかも知れないがyoutubeにもあったので、観てみた。
英語と日本語が同じボリュームで重なっているので聞き取りにくい。
でも、内容は面白かった。

NHKのオンデマンドで観られるのでもう一度じっくり見てもいいと思う。
テレビのある方はBSの再放送をお見逃しなく。
*「ようこそトランプワールドへ」 再放送:2月28日午後5時~
 大統領選挙戦の最中、米国の北から南へと移動しながらトランプの支持者を取材をした内容をまとめたフランスの番組。
*「”強欲時代”のスーパースター ~ドナルドトランプ 1980s―1990s~」 再放送:3月1日午後5時~
 トランプの呆れるビジネススタイルがこれでもかこれでもかと言うほど出てくる。強欲と云う言葉がよく似合う男だ。橋本徹元大阪府知事・市長との共通点がたくさんある。
*「すべての政府は嘘をつく 前編」「すべての政府は嘘をつく 後編」 再放送:3月2日・3日午後5時~
 ベトナム戦争時にトンキン湾事件のウソを暴いたI.F.ストーンというジャーナリスト(調査報道記者)に啓発されて、商業ジャーナリズムから離れたところで活動しているフリージャーナリストたちの実績を紹介している。

NHKも捨てたもんじゃない。観る価値大いにあり!
ピーター・バラカンさん、教えてくれてありがとう~。

映画「すべての政府は嘘をつく」は、渋谷アップリンクでプレミアム上映され(2月4日、15日、24日)、
3月18日から本上映が始まるとのこと。那須には来ないかな?
有料でインターネット配信もされているので、それを観てもいい。


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  1. 反戦
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2月になったので剪定を始めるのだ :: 2017/02/05(Sun)

例年は12月にやっている薔薇の剪定を、
園芸店のアドバイスに従って2月に入ってからやることにしていた。
まだまだ先だわと思っていたら、あれよあれよという間に2月だ。
2月になったからと言っていつでもできる訳ではなく、花壇に雪があったり風が強かったりで躊躇していた。

今日(5日)は穏やかな日和。
午後からは雨という予報なのでその前に少しやるか~と、久しぶりに庭仕事をした。
やり始めれば苦にならずに出来てしまうのがおもしろい。

まずは玄関わきの3本を片付けるべく鋏でチョンチョン始め、
鉢植えの名前知らずと地植えにして2年目のジュリアは順調に終了。
この調子なら今日は5~6本剪定できると思ったものの、
豈図らんや(アニハカランヤってこんな字を書くんだ)、つる薔薇のドッグローズで1時間半もかかってしまった。

つる薔薇は剪定と誘引がセットなのでひと手間多い。
春にどんな具合に花を咲かせるかをイメージしながら、
つるをあっちへこっちへやっているうちに訳が分からなくなる。
時々離れて全体を眺めて、迷い悩み、棘に刺されて指に血をにじませての大仕事だ。
何とか誘引は完了したけれど、去年に比べたらすっきり感に欠ける、気がする。
野暮ったい感じ、というのかな?
続ける気力がなくなったのでいつもの「まいっか」で手を打った。


外は雨だし、午後は実験的に取り組んでいる(と云うのも大袈裟だが)一閑張の続きを・・・。
茨城かどこかのねぎみそ煎餅やさんのペラッとした紙袋に和紙を二度貼って、
新聞記事やら何やらを和紙のコピー用紙に印刷したのをちぎっては貼り付けちぎっては貼り付けの作業だ。
まず、2015年4月3日付の東京新聞の、
「君はこのごろ平和についてどう考える」と妻と話し合った、その夜に亡くなってしまった、
憲法学者・奥平康弘さんの「志を受けつぐ会」の記事を貼った。

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裏側には日本国憲法第九条「戦争の放棄」の一項二項(九条の会のチラシ使用)を。

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あとはハギレやウイリアム・モリスの柄のコピーなどと共に、京大有志の会が2015年に発表した声明の一部も。
反戦袋といったところだ。

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何が実験的かというと、
①籠の代りに紙袋に和紙を貼ると、どうなるかという実験。
→ 少しデコボコしてるけれど、予想通りしっかりとした強さが出た。
へなへな紙袋の姿はもうない。

②和紙にプリントした紙を貼って柿渋を塗ったら滲んでしまったというグリーンサムさんの報告があったので、
その原因を調べること。
四作目でテイクがやった時は柿渋に滲まなかったので何が違うのかを突き止めたいんだなぁ。
→ 貼りつけ作業中にうっかり新聞記事のコピーに水を落としてしまったらそこは滲んだ。
時間をかけて完璧に乾かしてから柿渋を塗ってみよう。それで駄目なら駄目ということね。
ひさごんさ~ん、教えて下さ~い。









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  1. 雑記
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「沖縄 さまよう木霊(こだま)」 :: 2017/02/02(Thu)

毎日放送制作の番組「映像’17」で「沖縄 さまよう木霊(こだま)」が放送された。
沖縄・高江住民に対するデマがどのように作られ流されるのか。高江のオスプレイパッド建設に抗議している人々を中傷する発言が事実ではないという根拠を丹念に掘り出している。遂にはその中傷情報をネット上に流した一人と連絡が取れ、この情報が真実なのかどうか訊ね、「聞いた話だから本当かどうかわからない」「事実かどうかわからないことを流すべきではなかった」という言葉を引き出す。

「オスプレイ配備に抗議する集会」での住民代表・儀保昇さんの素朴で力強いスピーチに胸を打たれた。
逆に「機動隊員を守るデモ」呼びかけ人である小坪慎也・行橋市議(福岡県行橋市)の、インタビューでの受け答えの質のなんと低いことよ。
様々な角度からの取材を重ね信頼に足る内容となっている。まだ健全な番組が制作されていることを知り希望を持った。(出来れば全国放送で、出来ればもう少し早い時間帯に・・・と思うけれど。)

番組の内容は下記の通り。(毎日放送HPより)

沖縄 さまよう木霊~基地反対運動の素顔~
2016年の師走。目まぐるしく事態が動き続ける沖縄で、住民がもっとも恐れていたことが現実となった。名護市辺野古から遠くない浅瀬に米軍輸送機オスプレイが墜落したのだ。日本政府は米軍に抗議をしたが、わずか6日後に米軍の意向に沿って飛行再開を受け入れ、東村高江地区を取り囲むように建設を進めていたオスプレイ用の新ヘリパッド(着陸帯)を完成させて、米軍に引き渡した。
「ボケ、土人が」。この高江で10月、大阪府警機動隊員が工事に反対する住民に放ったこの言葉に沖縄県知事はじめ県をあげて反発がひろがった。しかし、この発言に対し「差別とは断言できない」、「差別用語かどうか、一義的に述べることは困難」という趣旨の閣議決定がなされ、その後、基地に反対する人々への冷たい非難が増幅したかに見え、むしろ基地に反対する住民たちの振る舞いこそが「問題である」との声が広がった。インターネットで検索すると沖縄の市民運動そのものを「過激」「違法」とする書き込みが続々登場。オスプレイなどこれ以上の基地負担に抵抗する声は、戦後71年を経てもなお、米軍と米軍の意向のまま動く日本政府によって、押さえつけられている。
10年近く工事を阻止するために高江で座り込みを続けた男性(62)は、6人の里子を育てながら農業を営んでいる。人間に恵みをもたらしてくれるこの土地を愛し、自然豊かな「やんばるの森」を守りたいがために反対の声をあげる。「何もしないことこそ政治的。基地のために一度も土地を提供した覚えはない」と訴える。
普天間飛行場近くの病院から高江に通う作業療法士(51)は、「沖縄極左」「プロ市民」とネット空間で攻撃されている。だが、市民運動に参加したのはわずか4年前。「普天間基地のゲート前をたまたま通って反対運動を知りました。ほっとけなかっただけなんです」。穏やかな口調の人柄は、ネット上で拡散する人物像とは別人だった。
「土人」発言をきっかけに広がった沖縄ヘイトといえる現象。基地反対運動に関し、これまで以上に虚実が入り混じる言論空間。私たちが見つめるべき真実は、どこにあるのだろう。番組では、日本全体の100分の1にあたる沖縄の声をめぐり、インターネットを中心にデマやバッシングが広がり、沖縄の人々の1の声が、いかに消されようとしているのか、その裏側と構図に迫りたい。

取材ディレクターより
「ほっとけなかった・・・」。沖縄で生まれ、沖縄で暮らす泰真実さん(51)が、基地反対運動に関わることになったその理由です。米軍輸送機オスプレイが強行配備された5年前のあの日、普天間飛行場のゲート前に人だかりが出来ていました。たまたま通りかかった泰さんは、誰か倒れているのかなと思い近づいたといいます。職業は作業療法士、当時は「オスプレイ」の言葉すら知りません。そこでお年寄りたちが、殺気立った米兵に対し必死に抗議する姿を目にします。泰さんは、頑張っているお年寄りたちをほっとけなくなった。それが基地反対運動を始めるきっかけでした。
とても優しい目をしている泰さん。ところが、インターネットで検索すると「沖縄極左」「過激派」とされています。1970年代の「成田闘争」で暗躍した人物だと告発する脅迫状が職場にも届きました。根も葉もないデマです。こうして、泰さんはネット空間で危険人物に仕立て上げられていったのです。
「基地反対運動は県外からの活動家、過激派」。大阪府警機動隊員が東村高江のゲート前で暴言を吐いて以降、そんな言説が一気に広まりました。高江を取り囲んで建設される米軍北部訓練場のヘリ着陸帯に反対する人たちをめぐる風説。衝撃だったのが、ネット空間に影響されてか「基地反対派は酷いねえ」と身近な人たちが語り始めたことでした。
やんばるの森に囲まれたゲート前で地元住民が2007年から座り込みを続けてきた反対運動。去年春、私が訪れたときはのんびりした闘いに見えました。ところが、そこに1000人近い機動隊員が投入され、反対住民らとぶつかった去年夏以降、あたりは一変します。想像してみてください。自分が住んでいる町内に全国から1000人近い機動隊員が押し寄せてきたら・・。住民はわずか140人なのに。
今回の取材では、「え、まさか」と絶句する出来事が連続しました。その極めつけが、「基地反対派は暴力集団」「危険で近寄れない」と新年早々に報じた東京の情報番組。信じる人はいないだろう、そう思う自分がいると同時に、取材を通じ「デマは大げさなほど拡散する」ことを身をもって体験した自分がいます。この言論空間で基地反対運動への虚構が作り上げられようとしているのだとしたら、一体それはなぜなのか・・。突き詰めれば、私たちの暮らしそのものにもつながっていて、沖縄だけの問題ではありません。であるならば、今こそ基地反対運動の素顔に目を向けてほしい。そんな思いで作った番組です。ずっと語り継がれてきた沖縄戦と戦後72年間を歩んできた沖縄の人々の歴史に思いを寄せることができたなら、この言論空間にさまよう木霊(こだま)のありように、これからどう向き合うべきか考えることができると思うのです。


「映像‘17 沖縄 さまよう木霊(こだま)~基地反対運動の素顔~」55分

※限定配信のため予期なく終了する場合あります。
(動画のリンク先は「浦和スタンディング」サイトから頂きました。)



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白いカツ丼 :: 2017/02/01(Wed)

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金曜日の東京新聞30面に「ジモトのFood」という囲み記事が掲載される。

1月の最終金曜日は豊島区西池袋にある「セントポールの隣り」というレストランの「白いカツ丼」が紹介されていた。普段はそんなに読まないけれど「白いカツ丼」って何?と興味を引かれて読んだらば、鶏むねのチキンカツ、山芋のとろろ、温泉卵、キムチ、きざみ海苔をご飯に乗っけて、葱、胡麻、特製の甘辛たれをかける・・・とある。ほっほぉ~~面白い。美味しそうぉ。作らない手はない。

美味しいキムチを売っている業者用のマーケットに20分かけて行って仕入れてきた。他の具材は冷凍庫と冷蔵庫にあったので、一昨昨日の晩ご飯に作ってみた。特製のたれがどんなものかわからないけれど少し薄めのカツ丼のたれを作ってそれをかけながら食す。予想通り美味しい!キムチと山芋と温泉卵と海苔とネギと胡麻の兼ね合いがとても良い。チキンカツは無くてもいいよねと25は思ったけれど、18氏はそりゃ鶏むねといえど肉があった方がいいという意見だった。肉がないと物足りない気がしないでもないし、カツがないとカツ丼にならないから、まいっか。

立教大学の隣にあって立大卒のオーナーが経営し、アルバイトも立教の学生ならお客も8割が学生という手頃なレストラン。「白いカツ丼」は実は夏場に食欲をなくしたアルバイト学生のために作った賄い料理だったそうだ。それが美味しいと評判になりメニューに加わったという訳なんだけど、賄い料理ってどこでも結構おいしいのよね。

テイク家のレシピがまた一つ増えた。




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