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「マルクス・エンゲルス」 :: 2018/12/01(Sat)

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また”フォーラム那須塩原”へ行った。「共産党宣言」を書いたあの有名なカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの友情と、「共産党宣言」を書き上げるまでの経緯を描いたフランス・ドイツ・ベルギー合作の映画「マルクス・エンゲルス」。

1840年代の産業革命後のヨーロッパの社会のひずみ、格差、移民が背景となっているけれど、まるで現在の世界を見るようだ。貧困が拡大し不当な労働を押し付けられ資本家に搾取される人々・・・。ヨーロッパ各地で共産主義運動が活発になり共産主義的志向の「正義者同盟」という秘密結社ができたが分裂し、それに代わって「共産主義者同盟」が結成され、その綱領として「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という言葉で始まる「共産党宣言」がマルクスやエンゲルスによって書かれた。

マルクスとエンゲルスがどのように出会い、どのように共鳴し合い、どのように当時の共産主義運動を牽引するようになっていくか。共産主義者同盟が旗揚げした時点でこの映画は終わる。産業革命で一気に変わっていったヨーロッパ社会の中で、共産主義運動に身を投じる20代の二人が溌剌としていて眩しい。エンゲルスは工場経営をしている父からいずれ勘当されるのだがそこに至る以前の物語。映画としては期待したほど面白くはなかった。

それにしてもだ、今日本で取り沙汰されている移民法案の審議で少しずつ明らかにされてきている「技能実習生」「留学生」たちの働く環境はあの時代の労働者が置かれていた劣悪な環境と同じではないか。搾取されるばかりで人権も何もない。

エンゲルスの父親の経営する紡績工場で働いている労働者が機械に挟まれて怪我をすると経営者は居眠りなんかしているからだと叱責する。三日三晩寝ずに働かせられれば居眠りもするさと抗議する仲間たち。壊れた機械の修理代は給料から天引きするるぞ。抗議する者は首だ。1840年代のヨーロッパと2018年の日本で起きていることがぴたりと重なってしまう。何という国だ、日本は。「共産党宣言」はどこへ行ってしまったのか・・・。






icon九条守れ

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二週間で4本の映画を観るなんてちょっと無謀だったかな。疲れた。それでも来週は「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行くのだ。「華氏119」もやって来る。
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