Joy Luck Club

日記帖・雑記帖・ぼやきノート・備忘録・・・




チビチリガマ :: 2018/05/06(Sun)



佐喜眞美術館には「沖縄戦の図」の他に「沖縄戦・読谷三部作」が所蔵されている。「チビチリガマ」「シムクガマ」「残波大獅子」という三点のうち正面の「沖縄戦の図」左右に「チビチリガマ」「シムクガマ」が展示されていた。

読谷村のチビチリガマに行ってみたい。美術館の屋上から普天間基地を見下ろしながら、予定していなかったけれどこれから行こうと決めた。逃げ込んだ村民たちのほとんどが集団自決で亡くなったチビチリガマ。標識も何もない。この辺りだと思うという18氏の不確かな勘にしたがって車を降り、歩いて行くと鬱蒼と茂った木々の下の方から何かを訴えるような女性の声が聞こえる。階段を恐る恐る降りてみたら平和学習に来た中学生たちが、チビチリガマの前で「平和講和」を聞いている最中だった。「私たちに構わずどうぞガマに手を合わせて行って下さい」と講師に言われたが、講和を一緒に聞きたいとお願いした。講師は観光客を警戒している様だ。ダダダッとやって来て写真を撮ってダダダッと帰っていく。戦争のこともここがどういう場所なのかも考えないでただの観光で来るだけ・・・という印象を持っているのだろうと想像できた。そういうことを講和の中に混ぜて話していた。

居てもらっては困ると言われなかったので、隅で講和に耳を傾けた。時に怒りを込め、時に諭すように中学生に語りかける。中学生はどの子もみな真剣に聞き入っている。「子どものころから自分がおじいおばあから聞いてきた戦争の話を、あなたたちの様な若い人に伝えていかなくてはいけないと思ってこの仕事をしているの。ここで見たこと感じたことをしっかり胸に留めて、平和がどんなに大切なものかを考え続けて行って下さいね。いじめも差別も絶対にダメ。それが戦争につながるんだから。自分のやりたいことを見つけて幸せに生きて下さい。来てくれてありがとう。」と講師が話しを結んだあと、中学生たちが兵庫県から修学旅行に来る前に時間をかけて準備したのであろう平和の誓いを読み上げ、合唱をチビチリガマに捧げた。

偶然この感動的な場面に居合わせることができて幸運だった。皆がシムクガマへ移動する前に講師の方が「礼儀を守ってくれてありがとうございました。写真も撮らず静かに聴いて下さって嬉しかったです。」と仰る。去年、このチビチリガマを16歳から19歳までの少年たちが荒らした事件があった。チビチリガマの写真が心霊スポットとしてインターネットで取り上げられているのを見て、肝試しのつもりでやった、それが沖縄の子供たちだったことに地元の人びとは大きな衝撃を受けて、一時、ここに降りてくる階段も閉鎖したという。観光客には戦争で亡くなった方たちのことを思い心静かにお参りして帰って欲しい・・・・・。

中学校の主任教諭(と見受けられる方)も「ご迷惑をおかけしました、ありがとうございました」と言葉をかけて下さった。こちらこそ素晴らしい生徒さんたちに出会えて幸運でしたとお礼を言った。本当にいい出会いだった。この偶然に心から感謝している。


「サトウキビ畑」の歌碑が近くにある。あの「ざわわざわわざわわ・・・」という有名な歌だ。もちろん何十年もの間、時に感動し聴いてきた歌だけれど、この畑の向こうの一面の海をこの目で見て初めて「むかし海の向こうから戦がやって来た」という歌詞がチビチリガマを見た後に重く現実味を帯びて迫ってきた。あの海が米軍の船で埋め尽くされ、この空の下、ここから沖縄戦が始まった。
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(沖縄タイムス沖縄戦アーカイブより)
海の向こうから戦がやって来た



沖縄戦で四分の一の県民が命を奪われ、戦後はアメリカの支配下に置かれ、平和憲法に守られると思っていた本土復帰後も米軍基地が減るどころか本土の海兵隊が沖縄に移駐し、アメリカの戦争に沖縄から戦闘機が飛んで行く状態は続くまま。米軍兵士の起こす事件も米軍による事故も減らず、今、辺野古に新しく基地が作られようとしている沖縄。海の向こうからやって来た戦が沖縄では未だに終わることなく続いていることを本土の人間はしっかり受け止めなければならない。その上で沖縄の人々が反戦反基地を掲げて闘うことを正当に評価すべきではないか。

沖縄タイムス製作の「沖縄戦デジタルアーカイブ 『戦世からぬ伝言』」は秀逸を極めている。沖縄戦がどんなものだったかを知るために是非ご覧あれ。読谷での戦闘については「第二章 米軍は読谷を目指した」を参考にした。







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佐喜眞美術館 :: 2018/05/05(Sat)

今年の沖縄行きは4月24日から27日までの三泊四日、実質的に使えるのは中二日しかなかった。

2月のいつだったかに4月25日「辺野古・大浦湾をカヌー・船でうめつくそう」という集会があるという情報を得て、カヌーに乗って海には出られないけれど辺野古浜での連帯集会には参加できる!と思って計画を立てた。その後、「奇跡の一週間」というキャンシュワブゲート前、連日500人の座り込み行動と連動していることを知ったけれど、前後の予定や経費などを考えて今回は短めの滞在にした。結局25日は辺野古浜の連帯集会に参加しないままゲート前で一日中座り込んだ。

佐喜眞美術館で丸木位里・俊夫妻の作品「沖縄戦の図」を是非観たいと計画もしていたので、翌日はゲート前での座り込みに後ろ髪を引かれながらも宜野湾市の普天間基地に食い込むように建てられた佐喜眞美術館に行くことを選んだ。

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「原爆の図 丸木美術館」に出かけた時に購入して読んだ「アートで平和をつくる 沖縄・佐喜眞美術館の軌跡」がきっかけだ。館長・佐喜眞道夫氏がこの美術館を建てるまでの経緯がまとめられている。沖縄から熊本に疎開していた両親のもとに終戦直後に生まれた佐喜眞氏は東京で学生生活を送っている時に沖縄に対する偏見と沖縄差別に出会った。22歳で母方の佐喜眞家を継ぎ、全ての土地を米軍に接収された佐喜眞家の11代当主となった彼は自動的に軍用地主となる。これがゆくゆく美術館を建てる土地になった訳だ。先祖も背中を押してくれているように感じ、この土地を米軍に返還させようと交渉を進めた。簡単には行かなかったが年月をかけ実現させる。

丸木夫妻は「沖縄戦の図」をどうしても沖縄に置きたいという強い意志を持っていた。「人間は、その現場に身を置くことで、様々なことを感じ取ることができる」「体験した人々の証言に、人間と戦争について考え続けた丸木夫妻の哲学が加わって創作された芸術作品」だからどうしても「沖縄戦の図」を収める美術館を沖縄につくらねばならないと決意した。

こうして佐喜眞美術館が出来た。佐喜眞氏が初めて「沖縄戦の図」を観たのは1984年、東京都美術館の展覧会だった。

この美術館は普天間基地の一部に食い込むように建ち、絶えず訓練を繰り返している米軍のヘリコプターや戦闘機の爆音が聞こえ、窓ガラスの向こうにその姿が見える。美術館の天井の高さが進むごとに高くなり、「沖縄戦の図」が二部屋ほど先の向こうに見える。「沖縄戦の図」が展示されている部屋に足を踏み入れてまずその全体に目をやる。そして振り向いた壁には沖縄戦を体験した人たち100人の顔の写真が全面にある。泣きながら話している、怒りをあらわに話している、楽しかったことを思い出して話している、様々な表情の100人の顔。自分は生き残ったものの家族を喪い友を喪い自らもひどい目にあった人たちだ。

また振り向いて「沖縄戦の図」に近づいていく。壁いっぱいの絵の隅から隅まで行ったり来たりして一つずつ確認しながら観る。あゝと何度も口から洩れる。

「恥ずかしめを受ける前に死ね
手りゅうだんを下さい
鎌で 鍬で カミソリでやれ
親は子を夫は妻を 若きものはとしよりを
エメラルドの海は 紅に
集団自決とは 手を下さない虐殺である 」
と絵の片隅に書き込まれてある。

もう一度後ろの壁を振り返って100人の顔と対面する。
「沖縄戦の図」を沖縄に置きたいと願った丸木夫妻とじゃぁ僕がその絵を置く美術館をつくると立ち上がった佐喜眞氏の決断は正しかったとつくづく思った。

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詳しくは佐喜眞美術館のホームページ


「アートで平和をつくる」をパラパラ読み直していたら
この美術館のデザインをした建築家・真喜志好一(まきしよしかず)さんは
5月1日にブログに載せた「沖縄県警機動隊への疑問」 という記事
引用させていただいたノートの作者だったことに気がついた
ああそうだったのか・・・・・







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積極的平和国家のつくり方 :: 2018/05/04(Fri)

4月29日、JICA地球ひろば 国際会議場で開かれた「映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』上映トーク」というイベントに出かけた。80人を予定していたがネットチケットを求める人が200人余りあり150人に絞った、当日券の20人を含めて170人の皆さんに来て頂いたと主催者の挨拶。この部屋にこんなに多くの人が集まったのは初めてなのだそうだ。上映後に映画の説明をした二人の監督も、アメリカでも上映会を開いたがこんなに多くの人が集まった上映会は無かったと驚いていた。アメリカ人の反応は「すごいね、でも、軍隊のない国家なんて想像できない」という類のものだそうだ。どうやったら軍隊を持たない国が作れるの、二度と戦争をしないと誓った国を平和憲法の下で守りたいと切実に思う人たちが、戦争が出来る国作りに励む安倍政権下の日本に居る。

コスタリカが軍隊を廃止したのは日本が戦争を放棄した翌年の1948年。必要のなくなった軍事費を教育や社会福祉へと回し、世界一幸せな国を築いた。軍隊を持たない70年の間には他国に攻められそうになるような大きな困難もあった。南米から米国へと大麻が流通するルートの中に存在する国だ。幾度も米国はじめ近隣諸国の脅しも受けた。そういう危機に陥った時には、国連に提訴し、ヨーロッパ諸国を訪ねコスタリカの現状を訴える外交を繰り広げた。そういう努力がなければ平和な国を築くことはできない。

生物の多様性に優れている国と聞いて、時々覗くサイト「コスタリカ昆虫中心生活」の管理人、昆虫学者の西田さんの足場もコスタリカだった事を思い出した。サイト名にもコスタリカってあるのに、迂闊にもスッと結びつかなかった。そっかそっかそうだったね。

映画の中で若い両親が、自分の子供たちが軍隊に取られないことがはっきりしているからとても幸せだ、と話したのが印象的。どこの国の親だって子どもを戦争に行かせたくはない。贅沢な生活でなくていい。平和で、豊かな自然に囲まれ、教育や医療、福祉が充実していれば幸福な人生を送ることができる。


・・・と思うのだが、気になる映像も挟まれていた。アメリカのファストフード店やスーパーマーケットが進出し、高級ホテルが増え、利益は外国資本に持って行かれ、格差が広がり始めているという現実。ということは、コスタリカ政府も経済のグローバ化、新自由主義経済に傾いてしまったということなのだろうか。その点を監督に訊きたかったのだけれど質疑応答の時間が短く、質問する機会がなかったのが心残りだ。





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憲法集会 :: 2018/05/03(Thu)


有明の臨海広域防災公園での憲法集会に参加した。初めての参加だ。午前中はいくつかのイベントが同時進行で進められていたらしいが、那須塩原市役所を大型バスで8時に出発した県北市民ネット41名は午後の部のみの参加となった。

作家、大学教授、野党議員など、色々な人がステージから話しかける。おしどりマコケンも出演していた。後半の沖縄問題、フクシマ問題、高校生平和大使、教育と教科書問題、朝鮮高校無償化、武器輸出問題、貧困・格差問題、働き方改革といったそれぞれの分野で活動を続けている8グループの話に深く共鳴共感した。不当な差別への静かな怒りに溢れる東京朝鮮高校の生徒の話と素晴らしく響きあう彼女たちの合唱に強く心を打たれた。



今、日本のあらゆる所で「差別」という弱い者いじめが広がっていることを実感する。国家権力が「差別」に立ち向かうどころか自らが持つ差別意識で「国を治めている」から、虐げられる者が自分より更に弱いものへと罵声を浴びせる社会となっているのではないか。差別は差別を生む。いじめはさらに弱い者をいじめる方向へと向かう。生活保護を必要とする人は申請窓口で追い返され、ハラスメントを受けたと声を上げれば潰され、「嫌韓嫌中」という言葉が躍り、ヘイトデモヘイトスピーチを表現の自由と言い放つ。刺々しい社会だ。

給料は上がらず、物価は上がり、貯金をするどころではない。非正規雇用は増え、正規雇用であっても簡単にリストラされる。保育園に入れない子供を抱え働けない、或いは高額の保育料を払って苦労して働く。受けとる年金は減り、医療費負担は増え、介護保険が補う範囲は狭められ、年金受給開始年齢が上がる。庶民は圧政に苦しんでいるのだけれど、国に正しい施策を求めるのではなく自分より弱い者に筋違いな怒りをぶつける。哀し過ぎるじゃないか。


日本国憲法 第九十七条【基本的人権の本質】
 「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことの出来ない永久の権利として信託されたものである。」

「勝手に九十七条の会を作っています」と言うおしどりマコさんがここでも九十七条の条文を読み上げた。(彼女の口からこれを聞いたのは2度め)
憲法ってじっくり読むと素敵な文章があちこちに散りばめられていることに気がつくのだ。

国民主権・基本的人権・平和主義・・・・・絶対に絶対に手放したくないし、手放してはいけない。
アベなんかに憲法を変えさせてなるものか。


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「Nein zu ABEs Politik」は
ドイツ語の「アベ政治を許さない」

ドイツ在住の方が墨書したデザインを
缶バッジに加工したのだそうだ




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「沖縄県警機動隊への疑問」 :: 2018/05/01(Tue)

facebookで紹介されていた真喜志好一さんの「沖縄県警機動隊への疑問」と題する検証
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ゲート付近には上の図のように機動隊車が停められている。
道の片側を塞いでいるので、交通の妨げにもなり、
抗議する市民が座り込むスペースが狭くなり、分断される。
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写真1に「昼夜放置されている機動隊バス」という注釈がある。
抗議を始めるとエンジンをかけて排気ガスを排出するということだ。
「仮説留置場」(テイクは路上監獄と書いた)はこんなに狭い。
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片側車線を機動隊車で塞いで通行する車がすれ違えない状態を作る。
警察が交通整理をしないから、
ダンプカーの間に入った市民の車は長い時間動けない。
時々、アルソック(ALSOK)の警備員が車を通行させるが、
それでも通過するのにとても長い時間がかかる。
座り込みをしている市民が交通の邪魔をしているという印象を与えるのが権力側の目的なのだ。

そもそも抗議行動は違法でも何でもない市民の権利だ。
昨年抗議行動に参加した時はゲート前やフェンス前の歩道で座り込みができた。

歩道を封鎖しておいて仕方なく車道で座り込み抗議をする市民に向かって
「車道に座り込むのは法律違反です。すぐに立ち退きなさい。」などというのは筋が通っていない。
抗議行動の評判を落とそうと躍起になっている警察。
国家権力の汚い姿だ。






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奇跡の一週間 4月25日 :: 2018/04/30(Mon)


沖縄県名護市辺野古 キャンプシュワブのゲート前の抗議活動に参加した一日

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朝8時半ごろにゲート前に着いた
抗議する人たちの座り込みはもう始まっている


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ゲート前の歩道には機動隊車が停められている
その前で抗議の座り込み
座り込む人たちの前に機動隊員たちがぎっしり立つ


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1825も座り込みに加わった


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取り囲む機動隊員に抗議のプラカードを掲げ
抗議の声を上げる人たち


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幼い表情の残る青年もいる
嫌な仕事をさせられて可哀想だ

君たちの上司のその上の上の上・・・にいる
安倍晋三が命令しているんだよ


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ごぼう抜きが始まった

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国頭の方から砕石を積んでやって来た大型ダンプが車線を塞ぐ
その前にも抗議の座り込みをする人たちがいる


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100台以上のダンプカーは抗議する人たち全てが排除されるまで
この日は3時間半ほど待たされたことになる
座り込む人が多いほどこの時間が長くなり
時間が長ければ長いほど一日に運び込まれる砕石は少なくなる
工事は遅れ、やがて梅雨が来る
非暴力の抗議行動は毎日続けられる
座り込みを初めてもうすぐ4年だ




座り込んでいる人のほとんどが70代80代の人たちだ。車椅子で参加している人もいた。アスファルトの上に数時間座り続けると、お尻も足も腰もどうしようもなく痛くなる。ごぼう抜きされた人たちはエンジンをかけっぱなしの機動隊車数台に囲まれた狭いスペースに押し込まれる。排気ガスを吸って気分が悪いと訴えても警察は解放してくれない。稲嶺ススム前名護市長もごぼう抜きされ閉じ込められた。人権無視の通称「路上牢獄」でもまたリレートークが始まる。沖縄の人たちは、この明るさ、力強さで明日も座り込みに来るのだ。毎日じゃなくても週に一回、月に一度と座り込んで4年。すごいな。一年ぶりに栃木から来たと言うとよく来てくれたねと喜んでくれる。涙が出る。

本土から来た人はこの状況を周りの人たちに伝えて欲しい、世界中に発信して欲しいという山城博治さんの訴えに応えて、微力ながらテイクも知人友人に話し、手紙を送り、ブログに書く。



アメリカの独立テレビ局「デモクラシー・ナウ」がこの抗議行動を取り上げた。
渡瀬夏彦さんが提供した映像だ。
ゲート前で渡瀬さんをお見かけしたので声をかけて初対面のご挨拶をした。





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基地建設を止める奇跡の一週間 :: 2018/04/23(Mon)



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奇跡の1週間の第一日目、今朝のゲート前の様子を抗議行動の途中からだけど渡瀬夏彦さんのツイキャスで観た。

たくさんの人がゲート前で座り込んでいる。
山城博治さんがスピーチをしていた。
これだけの人が集まってもダンプカーを通すのかと抗議の声を上げる。
ゲートに向けて道の上り下り両車線にダンプカーがやって来てズラッと並ぶ。
来るぞ来るぞと言っている間に大きな機動隊車が3台ほどフェンス際に停められる。
そしてごぼう抜きが始まった。
機動隊車に囲まれた狭いスペースにごぼう抜きにされた人々が引きずられていく。
手荒いやり方だ。

こんなことがいつまで続けられるのか。
沖縄県民の意思を踏みにじり、何が何でも新基地を造るという強権的な姿勢を絶対に許さない。新基地建設反対を訴えている人たちの想いをぶつけたい相手は機動隊員でも警察官でもダンプカーの運転手でもなく、安倍政権、アメリカ政府・アメリカ軍なのだ。


1日しか参加できないけれど、1825は500人のうちの二人になる。




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夏日 :: 2018/04/22(Sun)

暑過ぎる。
雑木林が芽吹き始め柔らかい春の色で覆われ始めているのに、それにそぐわぬ気温の上昇。
グリーンサムさんといつものヒロ→コピス→リーフ・ハウスというコースで周って来た。
道中は若緑が綺麗で窓からは気持ちの良い風が入ってきて素晴らしいドライブ日和だ。なのに、車を降りて店の庭を歩くと夏のような日差しに照りつけられ考える力が湧いてこない。それなりに仕入れるべきものは仕入れてて来たけどさ。

こんな暑い日だから今日は植えつけない方がいいですよとグリーンハウスの店主に忠告を受けて帰って来た。疲れてぐったりしてるから今日はやらないわと思う。けど、夕方涼しくなってから庭に出そうな気もする・・・。





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もぐらの襲撃 :: 2018/04/21(Sat)

何よ何よ、昨日も踏み潰しておいたのに、今朝カーテンを開けて庭を見れば、あ、またあそこら辺で動き回ったのね。まったくもぉっ!
もぐら(土竜)が出るのは土が肥えているから、な~んていう知識が数年前まではあったけれど今はもう肥えていてもいなくてもいいから、ここでの活動は止めてくれない?と願っている。

数日前に真ん中の花壇の中に土の盛り上がりを発見。もぐらが通った跡だ。通り道を踏み潰しておかないと野ねずみがトンネルを通ってきて球根を食べてしまうとグリーンサムさんが前に言っていた。それは嫌だ。だから渾身の想いをこめて盛り上がっている土を踏み潰す。けれど夕方にはにまた土の盛り上がりあちこちにある。もぉ~!と踏み潰す。

翌日の朝は違う花壇に地下活動ありの痕跡を発見した。がっくりだぞ。どうしたらいいの?グリーンサムさんに訊いたらとにかく踏み潰しながら地面を何か固いもので叩きながら(これぞ正にもぐら叩き)もう来ないでと思って歩くしかないとのこと。そっかぁ。

四日目の今朝、また土の盛り上がりがある。春が来たからねぇ、嬉しいのは人間ばかりじゃないんだなと一応寛容さを含んだ考えをするものの、植えたばかりのゲラニウムの苗がひっくり返されているのを見たら冷静ではいられない。18氏に訴えもぐら退治の方法を調べて貰ったら、ソーラ式の器機があるから試してみればとのこと。アマゾンを待つより近場のホームセンターで今日買って来るしかないわ。

ということで、(こんな類のものを)一つ手に入れ試行中。土を振動させて追い払うという単純なもので効果があるのかないのか数日様子を観察せねばならない。驚いたことにもぐらがどうこうより土に突き刺して作動させた途端に蟻たちが一斉にどこかから出てきて右往左往している。びっくりしたんだろうね。もぐら君もびっくりしてどこか他所で活動してくれたまえ。お願い!




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「スリー・ビルボード」 :: 2018/04/20(Fri)

ミズーリ州の田舎町エビング。数か月前に娘をレイプ殺人で失った母親・ミルドレッドが、捜査の進展が遅すぎることに抗議して郊外に立つ3枚の大型看板に地元の警察を批判する内容の広告を出した。住民から信頼されている署長を名指ししての批判に、町中がミルドレッドを白い目で見るが、それでもミルドレッドは意に介さず娘を殺した犯人を捜せと、事情を説明する為に彼女に会いに来た署長に悪態をつく。

レイプされ焼き殺された娘の母親の復讐心が犯人を捜し出せない警察へと向かうのだが、その心の底には激しい口論の末、出かける娘に投げかけた言葉への何ともしがたい後悔が渦巻いている。ミルドレッドと部下・ディクソンのそれぞれに手紙を残し、ある事情から自殺してしまう署長の死を契機に周囲の人々の様々な感情の捻じれの中で物語は少しずつ思いがけない終末へと向かっていく。

ミルドレッドの家庭も警察官のディクソンの家庭も警察署内も荒んでいる。黒人への差別、有色人種への差別、ホモセクシュアルへの差別 、女性への差別もあるだろう― あからさまな差別が蔓延る町。それがすぐに犯罪へと結びつくものではないのだろうが、ああ、どうしてこんなにも荒んでしまうのだろうとため息が出る。英語をきっちり聞き取れないから受け流せるけれど、ちゃんと聞き取れたらウンザリしそうな "F" word の連発が荒んだ空気をつくり、ミルドレッドの肝の据わった過激さを浮き立たせる。あゝ。

ミルドレッド役のフランシス・マクドーマンドがいい。




原題は「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」
原題のままでいいのに・・・




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上映予定三作品 :: 2018/04/15(Sun)

久しぶりの十人十色のミーティング。
2月に「母」の上映支援をした後、座長がくるぶし骨折で歩行が出来ず、リハビリ中だった。

ぼちぼち運転も出来るようになったから集まって「母」の総括と6月と10月に取り上げる作品を決めよう。あちらこちらからこれを上映して欲しいあれを上映して欲しいとの声が届いていて、諸事情を考えてとりあえずフォーラムで上映する2作品を決めて、あとは町起こし隊で那須町に住んでいるタッキーさん経営の「陣屋」での上映会のことも話題になった。

6月に「校庭に東風吹いて」を、10月に「明日へ~ 戦争は罪悪である」を上映することに決まった。フォーラムの支配人と相談してOKが出れば準備に取り掛かるという段取りだ。「コスタリカの奇跡」もその後くらいに上映しようと云うことになった。陣屋で「穏やかな革命」の上映会を今年中に開く予定だ。

1時から2時間半くらいの話し合い。時々話が横道に入るがそれもまた愉しだ。座長が冷静に本筋に戻してくれるから最終的にはまとまる。












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  1. 十人十色
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ア・べ・ハ・ヤ・メ・ロ :: 2018/04/14(Sat)

アベの顔もアソウの顔も見たくない。アベの声もアソウの声も聞きたくなんかない。
日本の悲劇的な最低最悪のこの状態に知らん顔が出来たらな~。
昨日一日、インターネットは遮断。国会中継も聴かない。ひたすら刺子をしていた。もう布巾6枚すべてが完成していてもいいような計画だったのに、まだ2枚目が完成しない。アベノセイだけではなく春が来たからと云う理由もあるが。
とにかくアベたちが日々の生活にも体にも心にも悪い影響を及ぼすことは間違いない。

だから今日国会前に出かけて、「ア・べ・ハ・ヤ・メ・ロ」と喉が痛くなるほど叫んできた。前半は大人の集会(?)第二部は若者たちの力に満ちた集会だった。第一部はきっちり警官に規制された範囲で国会議員の挨拶を聴く。時々シュプレヒコールもした。

第二部は「未来のための公共」と「Stand For Truth」が中心となって、「コール」が中心で時々「スピーチ」。第二部になった途端「コール」で「前へ 前へ」と叫び、国会前の、今まで車を通していた道へ出て来るような呼びかけが始まった。最初は躊躇していた群集も少しずつ前へ出て、アッという間に道路に溢れた。機動隊車が塞ぐように出て来たし、警察官たちも規制をしようとしていたが止めることはできない。

こんな社会はおかしいと大きな声を上げている若者たちがいる。最低最悪の首相を引きずりおろそうという年寄りも若者もいる。集まろう。最後まで抗議の声を上げ続けよう。

今日の国会前の様子はこちら「Stand For Truth」 と 「未来のための公共」で。





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積極的平和国家のつくり方 :: 2018/04/12(Thu)

「コスタリカの奇跡」と云う映画が気になっていた。十人十色で取り上げたい映画リストにも提案してある。軍隊を持たない中米の国。どのようにして軍隊を持たない国が出来て、どのようにして維持しているのか、気になるのだ。

4月29日にこの映画を作った監督二人のトークショーと上映会があるというので、参加してみることにした。チケット申し込みから代金支払いまでインターネットで済ませるシステム。決済が確認されるとスマートフォンのアプリケーションでチケットを入手。当日、会場でスマートフォンの画面をチェックするということらしい。スマートフォンなんて持ってないよというテイクは、コンピューターで受け取ってそれを印刷し、それを当日会場に持って行き、紙上のバーコードをピッピとやる方法を選択。いやはや。

調べていると、「笹川財団」という名前も出て来て、ん?と思ったけれど、非武装で平和を追求する国をつくる方法が少しでもわかればいいのじゃないかな。コスタリカに大いに興味を抱く。







4月14日(土)国会前抗議行動

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議長失格 :: 2018/04/11(Wed)

国会集中審議の午後の部。午前の続きで川内議員が2~3分喋り、続いて立憲民主党の枝野幸男議員の質疑に入った。かなり怒っている。そりゃそうだ。問題が山積みで一つ一つに時間が掛けられないのに加えて、「総理、お答えください」と言っても答えずに太田理財局長が出てきたりするんだから。各野党理事が委員長席に集まって時計を止めろ、総理に答弁させろと抗議しても、時計を止めずぐだぐだしている。枝野議員も「ちゃんと委員会を取り仕切れないならあなたがここに居る必要はない!」と言い放った。全くその通りで、議長と云う仕事を理解できていない。「論議がかみ合わない」のは、議長が議長としての役割を果たしていないからだ。
・・・とテイクも怒ったところで時間。11日原発要らないスタンディングに出かけた。今日は高校生に配るビラを折るので駅前通りのカフェに早めに集まった。

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表紙
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2ページめ

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3ページめ


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裏表紙


3時半から駅前に立ったものの、待てども待てども高校生が現れない。ダイヤ改正で今までと電車の時刻が変わってしまったからか。仕方がない。高校の近くまで行って配ろうと車を出したら向こうからチラホラ高校生が歩いてくるのが見えた。バックバック急いで駅に戻って態勢を整えると、チラホラ見えた高校生が時間と共にどんどんやって来るに変わり、100枚用意したビラは20分ほどで無くなった。ああ良かった。どれだけの生徒が読んでくれるかわからないけれど無駄ではない筈。実際、構内で読んでいる子の姿もあったしね。またいつかやろうねと言いながら原発は要らないスタンディング4月の部は終わった。

帰りの車の中で終わりに近づいてきた国会中継を聴く。共産党の宮本岳志議員の質疑。相変わらず議長はキリッと取り仕切ることなく、「総理にお伺いします」に対して「太田理財局長~」などと午前と同じ事をやっている。聞きたいことを聞きたい人の口から聞けないのだから野党議員が抗議するのも当然だ。

今日気になったのは、アベが「去年の国会で水かけ論が続いた結果、国民の皆さまのご理解が得られず・・・云々」と云う発言が数回あった事だ。「水かけ論」か?筋の通っている答えで野党を納得させれば水の掛け合いにはならないと思うのだが。「水かけ論」という言葉を使って無駄な時間を使っている国会という印象を植え付けるつもり?これからしばらく「水かけ論」と云う言葉が安部の口から出てきそうな気がする。





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福島へのバスツアーに参加したけれど。 :: 2018/04/11(Wed)

昨日、「ふくしま復興の真実」をみるバスツアーに参加した。10時間半余りのバスツアーを終えて家に向かう途中のラジオニュースが「藤原審議官」とか「柳澤秘書官」とかいう名前を言っている。え?この名前って加計学園問題に関係してる名前じゃない?森友でも防衛省でもなく、いよいよ加計でも何か出て来たのか!一日インターネットから離れている間に動いたらしい。

そう言えば先週の木曜日に森ゆう子議員が農林水産委員会(だったと思う)で、加戸元愛媛県知事が加計学園入学式で「魔法の国」だの「魔法の言葉」だのが開校する大きな力となったとびっくりするような挨拶をしていたことに関して、公表されている国家戦略特区のワーキンググループや設置審議会以外に小さな会議でもいいから何かあったのじゃないかと質問していた。担当者は「公表されている以外にはありません」と応え、「他にあるなら今のうちに『ある』と言ってしまった方が身の為ですよ」と詰められても「他にはありません」と繰り返し応えていたなぁ。「ま、今日はいいです。でも、他に何か出てきたらどうするつもりですか?大丈夫ですか?」で質疑を打ち切った。

愛媛県や今治市の職員が加計学園の幹部と共に藤原審議官や柳瀬首相秘書官に官邸で会った時の備忘録が出て来たというニュースだった。驚きの内容だ。明日の国会の集中審議が楽しみだぞ。(ここまでが昨日のこと)


バスツアーでは色々感じたり考えさせられたり腹が立ったりしたことが多々あって、書き留めておこうと思って国会中継を聴きながら書き始めたのだが・・・。その前に言っておきたいことが出て来たのでバスツアーの記録はまた今度。

自民・公明のヨイショ質疑は当然と言えるヨイショぶりで想定内だが、続く立憲民主党の川内博史議員の質問の仕方が聞き苦しいのなんの、品位が感じられない。18氏が以前同じようなことを言っていたけれど、確かに嫌になるほどの「友達口調」「俗っぽい言い方」で質問する。「『○○なんですかぁ~』とか『こうじゃないのかなぁ~』とか言うことはなかったんでしょうか?」などの連発なのだ。堅苦しくなくて国民に受けるスタイルだと自分では思っているのかも知れないけれど、受けないよ、そんな変な口調は。ああ気分が悪い。

川内議員の質問の続きもアベの声も聴きたかないけど、すっきりする質問ばかり聞いていては片手落ちだから2時に出かけるまでは嫌でも何でも聴くわよ。





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